どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

盛岡私的観光案内 上の橋加賀野神明町

2011-10-03 21:11:51 | まち歩き
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名所、上の橋です。江戸時代の擬宝珠(ぎぼし)が乗っています。下は鉄筋コンクリートで欄干が木です。下流にある下の橋も同じ作りです。このため盛岡市は、この欄干一式を倉庫にしまっているそうです。事故が起きた場合すぐ修理出来るように、です。以外と大変な橋です。



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ここの角には、丸竹という料亭がありました。今盛岡市の駐車場になっています。灯籠とかはその名残。


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橋の向こうに見えるモダンな建物は千代紙屋さん。実はこの建物、元美容院だそうで建物が大正ロマンっぽいのはそのため。


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今年も中津川には、鮭が遡上しています。川面を眺めている人がいるのはそのため。


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橋を渡ると餅屋さんがあります。中で食べる事も出来ます。


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この界隈の地主さんの蔵。今は盛岡正食普及会という、自然食品の店が入っています。ただこの会は、かなり古い会です。他の自然食品の店と一線を画しています。


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さて加賀野に向かいます。空き地が増えました。


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立派な蔵が残ってますが、周りは駐車場。


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そばには、なぜか灯籠や庭石が転がっています。昔お屋敷だったのでしょうか。


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表札はあるけど駐車場。栗の門柱が立派です。


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呉服屋さん。急に道が狭くなります。


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さてこの辺り、武家屋敷が並んでいたようです。古いお屋敷が目立ちます。
盛岡の武家屋敷や寺なのですが、何か分散しているような気がします。


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くるたびに広がって行く駐車場。昔は奥に並ぶような家が、続いていたと思います。


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民間の案内板。解りやすい解説です。


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それでもこの辺りにはよさげな家が多いです。角の黒松です。


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この家の松の木(左の丸く刈っている木)がチョウセンゴヨウマツ。ちょっと異色です。この実が中華料理の松の実。


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お屋敷ですねー。でもなんか写真だと長屋っぽく見えるのはなぜ?古い家を探していたら神明町に来てました。


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加賀野には田んぼがあります。


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神明町のエンゼルクリニック。建物がなんとも映画に出てきそうです。なお小児科ではありません。


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謎の神社。左の建物が茶室に見えるんですが、どうも物置のようです。


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加賀野は、実は盛岡随一の高級住宅街です。知事公館もあります。昔は地価公示で盛岡市の最高価格を出していました。


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ハス畑と農家ですね。実は武家屋敷以外は、昔ここは田んぼだったようです。


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さてバイパスを渡って加賀野の奥に向かいます。すると謎の公園。久慈次郎記念緑地だったと思ったが、何も無い。むしろバイパス沿いで防音フェンスのある、利用者が想定出来ない公園。


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これが久慈次郎記念緑地。澤村投手のキャッチャーだった、有名人。今でいえば盛岡一高出身。緑地は思いっきり小さい。


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唐突に料亭の看板の建物。営業しているのだろうか。


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やはり古い建物に目が行く。


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突然鳥居が。しかも大日如来。どうやって明治維新の廃仏毀釈をクリアーしたのだろうか。


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建物の作りも神社。なんでしょうかこの大日如来様は。後ろに妙泉寺という寺があるのでその関係か。昔よくこの辺りで子連れの狐を見たものだった。盛岡駅まで3.5キロです。


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高級住宅街なので公民館等充実しています。


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体育館も立派です。


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日本に自生していないポポーの木が。右側の木です。岩手大学の中にあるので、鳥が種を運んだのでしょうか。


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岩手大学付属中学校です。木に囲まれて写真がとりにくいのでメインの建物が写っていません。運動会の準備のようです。


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小さなクリーニング屋さん。周りの建物は取り壊されています。


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向かいに付属小学校。市内でも随一の教育環境です。付属幼稚園もすぐそばにあります。


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本当にお屋敷が多いです。


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またミニ公園です。この場合舞子の藤という盛岡市指定の保存樹木があって、そこに小さな家があったのですがそれが取り壊されて公園になってます。意味のあるミニ公園。でもそこまでするべき木なのかどうかは?将来の管理が大変そうです。


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古い離れを残しています。もしかすると茶室だったのを、子供の勉強部屋に改造したものなのかもしれません。


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実はここに典型的な三田商店の貸家があったのですが、高齢者施設になっていました。


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さてメインイベント、川留稲荷です。治水なのに稲荷さんです。古くて小さいですが敷地も広く、さっぱりした空間です。


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さてお参りして見ると、鳥居の裏に銅板が張っています。


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狛犬の下には、厚岸・三田の名が。三田農林はこの辺りに牧場を持っています。その関係でしょう。おいしいアイスクリームを作っています。


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鳥居の銅板を並べてみます。右側筆頭が南部家。大通り商店街関係者の名前が多く見られます。この神社の氏子が三田商店です。大通りの開発者でもあった関係で、こうなったようです。
なおその三田商店は、この稲荷様の向かいにあったそうです。



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多分例の貸家。


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酒屋さんで犬がお出迎えしてくれました。


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震災のあとは、町中にある、こんなちょっとした店が流行りました。ここは流行っていたのですが、今はどうなのでしょうか。


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いつも思うのですが、立派な小屋です。ただどうしてここにあるのかは不明です。


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この辺りはちょっと変わった家が多かったのですが、少なくなりました。とはいえちょっと不思議な作りです。3階建ての小料理屋みたいです。


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川留稲荷の裏です。気分のいい道です。ガードレールがありません。夜は気をつけましょう。


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昔から盛岡で川といえば、中津川の事でした。河北といえば中津川より北となります。その昔はその河南地区のほうが栄えていたので、河北はどちらかといえば田舎でした。大通り商店街も初期はそれで集客に苦労したようです。
今でも河南地区の人は、そこだけで済むので橋を渡って河北に来るのは用事のある時だけという人も珍しくないようです。


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流れの静かな所で、鮭が産卵します。ここにも4匹はいました。
加賀野は、お屋敷が多く、閑静でとてもいい所です。付属幼稚園から小学校・中学校とありますし公共施設も充実です。しかしバスセンターが近いといえば近いという微妙な場所で、スーパーがありません。大きめの個人商店もあるのですがまとまっていないので、不便です。でも高級住宅街です。


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さて上の橋に戻ってきました。アパートの手すりの花がすてきです。


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上の橋の上からのぞくと、鮭がいました。


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秋ですね。


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