このところの暖かさで高松の池の氷も緩んできました。昭和30年代にはこの池でスケート国体をやったと言われています。30年前にも、池も周りには貸しスケート靴ありますといった看板があったものだ。
地球温暖化というのは、はっきりとした現象だ。ただ原因は完全にはわかっていない。ただ化石燃料を大量に使い出した時期と一致しており、近代化と関連があるのは間違いないとされている。
ただトランプさんがそれを頑なに否定して、石油産業から石炭産業まで大甘に甘くなっている。
国立公園の職員が、自分たちでそれを否定するツイートを発信し始めているが、NASAの職員まで始めてしまった。
まあその前にホワイトハウスのシークレットサービス職員が、「トランプさんを守らない」とFaceBookで発信して問題になっている。
「「だがこの世界は変わり、私も変わった。私は銃弾よりも服役を選ぶ。この国と、そこに住む素晴らしい女性たちや少数者たちにとっての災いと信じるものを支持するくらいなら。ハッチ法なんてどうでもいい。私は彼女を支持する」
とはいえトランプさんはまだこの問題を取り上げてはいない。だが、国務省の高官4人の辞表がトランプさんによって受理されたという。
「政権が任命する政治任用ポストに就く政府高官は、政権交代に伴って辞表を提出するのが慣例。しかし後任が決まるまでの数カ月は慰留されるのが通例で、国務省の高官が揃って空席となるのは「異例」の事態だ。」
一人は確信犯的に受理されたのだが、他の3人はかなり有用な人物なようで、他の部署に移動してから新規の高官が来るようだ。だがその間この4ポストは空位になる。確かにエクソン・モービル前CEOのレックス・ティラーソンが国務長官就任しているが、国務省の幹部を大量に辞めさせてしまった今、どうするんだと思う。
まあその前に、反トランプさん職員が明らかになればハッチ法により処分されてゆくのだろうから、そうなったらそれはどうなるのかと思う。
ドナルド・トランプ米大統領の首席戦略官のスティーブン・バノン氏が、米メディアを「野党」と呼び、「黙って、聞いていろ」といった。
オルタナティブ・ライトの代表的人物なのだが、このオルタナティブ・ライトというのがよくわからない思想体系でできている。ティーパーティー的でもあり、コミュニタリアン的でもありリバタリアン的でもある。まずこれというポイントが見つからない。オルタナティブ・ライトと言われる人たちも考えばバラバラでどこがどうなのか説明が不可能だ。だが旧来の保守に対しての「もう一つの保守」であり、「ティーパーティー的な」お祭りではない、真に権力志向な右翼であると、今だと言えるだろう。
「記事によるとバノン氏は終始、直接的な物言いながらも落ち着いた口調で、かつ大量の罵倒表現を使い続けたという。」
この人の文章は読んだことがないが、トランプさんの愉快なお友達の中でも、特に愉快な方のようだ。
日本で言えば、蓑田胸喜のような感じもするが、どうもトランプ政権の核心的な人物ではある。
「米科学誌「核科学者紀要(BPA)」はワシントンで記者会見を開き、「終末時計」の針を30秒進め、終局を意味する「真夜中」まであと2分半だと表明した。過去2年間、終末時計は真夜中3分前で止まっていた。しかしBPAは、2017年に世界的破局が起きる可能性は一層高まったとして、針を30秒前に進めた。」BBCだ。
「核兵器の使用と拡散に関するドナルド・トランプの気がかりな発言に加えて、気候変動に関する科学界の圧倒的な共通認識をトランプと閣僚候補数人が公然と疑っていること、さらには世界中で声高なナショナリズムが台頭していることなどが、理事会の決定に影響した」
そうなんだよな。誰もが不安になるのだ。
ノスタルジアを強く感じるのがトランプさんの政策だ。それを大量の大統領令で一気に片付けようとしている。議会も共和党だから部分的にはそのまま進むだろうが、法律作成となると時間がかかる。その間全ての事柄を既成事実にしてしまおうという作戦なのだろう。議会が麻痺するまで行うのだろう。
特に民主党にとっては厳しい作戦になるだろう。だがいつかは大統領令が法との軋轢をきたすのではないのかと思っている。特にアファーマティブ・アクションに対する姿勢が今後出て来ると、大きく問題になるだろう。
アファーマティブ・アクションは人種逆差別を起こすという問題があるが、遠い未来には無くなる政策でもある。そして現状では天才であれば色が白いか黒いか関係なく人を集めるアメリカにとっては、意味のない政策だ。
トランプさんのメキシコいじめもどうしますかね。メキシコに関税20%かけるといっているのですが。これではNAFTA再交渉もあったもんじゃない。FTAすらあり得ない。
少なくとも、アメリカはメキシコのアボガドから逃れられるのかな。アボガドに20%の関税がかかるのだぞ。カウチポテト族にも影響するぞ。NAFTAはメキシコのトウモロコシ産業を壊した。人件費が安くても、アメリカの方が半額で生産できる。これとバーターだったのが自動車産業だったのではないのか。そして高付加価値のアボガドだったのではないのか。メキシコの低教育の人材は、だから砂漠の国境を超えたのではないのか。
「報道官の説明は、下院で検討されている国境調整税に類似する部分がある。報道官は記者団に対し「輸入品に新たに20%の税を課す。これは160カ国で現在行われていることだ」とし、「米国の(現行)政策では輸出に課税し輸入に課税しておらず、不合理だが、この新たな枠組みを導入すれば壁の建設費を簡単に捻出できる」と述べた。」
「輸出に課税し輸入に課税しておらず」というこの部分が全く理解できないのだが、どうも消費税の問題のようなのだが、アメリカが輸出に課税しているというのは法人税のことなのかと考えれば、タックスヘイブンと物品を混同しているのかと思う。その前にWTO加盟国だと160カ国で20%(平均か?)の関税がかかっているとは思えないのだが。確かアメリカから日本に車を輸出する場合には、日本は2,5%の関税をかけている。20%には程遠いのだが。
とりあえず租税をどこに収めるのかというのは、国別の思想によるもので、トランプさんの考えているのはかなり逸脱したものだと思う。アメリカの国際空港で売られているアメリカ製の商品には法人税のコストが入っていないとすれば別なのだが。入っているのが普通だ。税金の基本は簡単で明確で明瞭。使い方も透明性が高くないといけない。法人税を全く製品コストに入れていないというのは、えらく難しい。これの対応した帳簿のつけ方というのも問題になるだろう。国際会計基準はこの考えでできていないはずだ。
日本とのFTAはTPPベースで交渉できると思うが、この租税の考え方ではえらく対立しそうだ。もちろん他の国ともね。
ウ〜ン、アメリカ人はアメリカの車が世界で売れない理由を考えたことがないのだろうか。アメリカでイギリス車が売れているのだが、その理由もわからないんだろうな。その前に世界の僻地にゆけばゆくほどトヨタのランクルが目立つ理由とか考えたほうがいいはずなのだが。まあISはアメリカの車は使いたくなかったから、トヨタパレードになってしまったフシもある。
壊れるからだよ。部品供給がダメだからだよ。同じ車でもアメリカの重機はいいんだけどね。
ツグミがいた。あの臆病なツグミがミョ〜ンとしている。
白スズメを撮影するときの緊張感もなく、楽勝で撮影できるのが高松の池マジックなのだが、にしてもキミ、緊張感なしだぞ。
ツグミはうまい鳥と言われている。食べたことはないが90年代に中国でかなり捕獲されたと言われている。日本ではすでに捕獲禁止になっていたのだから、その味は知らない。
スズメもかなり食べられていた鳥だ。スズメを撮影するのは高松の池のようなバードサンクチャリーでないとかなり難しい。意外と警戒心の強い鳥だ。
それがだ、こうしてボ〜っとしているツグミを見ていると、確かに食われるだろう。なんでこんなにドアップで撮れるんだよ!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます