昨日、Net4U会を2回開催しました。Net4Uの周知、普及活動として従来講習会などを行ってきましたが、ユーザー会というかたちでの開催は初となります。
今回は、ストローハット社の鈴木社長から、Net4Uの他地域での活用の事例とNet4Uのあらたな機能というテーマで講演頂き、参加者同士でグループワーク的なディスカッションを行いました。
参加者
13:00~15:00
23名(ケアマネジャー14名、看護師3名、保健師2名、クリニック事務2名他)
18:30~20:30
22名(医師8名、看護師6名、ケアマネ4名、事務3名他)
内容
まず、あいさつとして、Net4Uの歴史、運用の現状などについて話をさせて頂きました。
次いで、話題提供として、ストローハット社社長鈴木さんから、
Net4Uの他地域での活用の事例やNet4Uのあらたな機能について解説頂きました。
○病院がNet4Uを利用することへのニーズが高まっている
ケアマネと病院との情報連携は、対面、電話、FAXが利用されているが、かなり面倒であり、ケアマネ、病院事務双方の負担となっている。
Net4Uを利用することで、送りたいときに送り、見たときに見ることができ、ケアマネジャー、連携事務者、病院の医師・看護師との連携がよりスムーズにとなり、省力化できることで病院の負担軽減につながる。また、より安全で正確に情報をやり取りできるようになる。
FAXでの運用は、コストや手間がかかることから、医療介護連携におけるFAXは百害あって一利なし
○病院側からよく言われる懸念
●Net4Uの導入で病院側の負担が増えるのでは
→対面、電話、FAXでの業務負担が改善され、トータルでは負担軽減につながる
●常にNet4Uを確認しないとならないではないか、
→確認する必要がある場合のみメール通知が届くし、朝1回、昼1回などタイミングを決めてNet4Uを確認する運用でも、連絡手段として十分に安心して利用することができる。
○救急搬送時・災害発生時の情報参照 Net4U QQ
Net4Uに蓄積されている医療や介護情報を救急搬送時に例外的に閲覧可能とするシステム
宇和島では、居宅介護支援センター、地域包括支援センターが初回契約時に同意を取得積極的な同意取得 で、救急や災害での情報共有を可能としている
●BCP連携協定に基づく情報共有
災害時に連携協定に基づく施設のグループを作成し、災害時にBCPモードを発動することで連携協定を締結したグループ内で被災事業所がNet4U上に登録している利用者情報を参照できる機能
○新機能
●Net4Umeet
Net4Uから簡単な手順でオンラインミーティングやオンライン診療などが可能。
●Net4Unote、
バージョンアップされブラウザでの運用が可能となった。