医師会、歯科医師会、薬剤師会、荘内病院、鶴岡市、三川町、庄内保健所、ほたる による定例合同ミーティング。
医学書院から発刊されている「週刊医学会新聞」に、先日埼玉で開催された第23回日本クリニカルパス学会学術集会の模様が報告された(添付画像)。内容は、当地区の地域連携パス推進協議会のパスマネジャである三原美雪氏も登壇したパネルディスカッション「うちでは、これもパスです!」の報告であった。
以下、新聞からの抜粋。
最後に登壇した三原美雪氏(三原皮膚科)は、山形県鶴岡地区の地域共通電子カルテシステム(Net4U)を活用した地域一体型NST「たべるを支援し隊」の活動を紹介。「たべるを支援し隊」は医療系専門職のほか、保健所職員から構成されており、電子カルテを地域で共有して最終アウトカムをめざし活動している。氏は、「パス表という形式をとっていないが、まさしくパスの概念に則った活動であり、これもパスの一つのかちである」と述べ講演を締めた。
12月12日、第43回 市町長・部課長、庄内保健所、荘内病院、こころの医療センター、医師会役員懇談会が開催されました。鶴岡地区医師会からは「南庄内在宅医療を考える会」の紹介をさせて頂きました。
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以下、在宅医療を考える会MLへの投稿、
12日に開催された五者懇談会での在宅医療を考える会の報告ですが、遠藤さんがプレゼン予定でしたが、発熱とのことで私から急遽発表させて頂きました。冒頭に、在宅医療が必要な背景を鶴岡市の今後の人口推移予測をデータで示し解説しました。その後、遠藤さんがつくってくれたパワポで、在宅医療考える会の歴史、理念、取り組んできたテーマ(とくに在宅看取り相互支援システム)、最後に先日行った訪問看護師との意見交換会でのトピックを示しながら、在宅医療現場での困難感や課題などについて説明させて頂きました。結構反応は良かったと思います。
昨日(12月7日)、表記会議がオンラインで開催されました。
来年、地域保健医療計画が見直されますが、そのなかの在宅医療関連部門を議論検討する会議です。参加者は、鶴岡市、酒田市、三川町、庄内町、遊佐町など医療、看護、介護などの関係者と山形県、保健所など行政側から30名程参加しての会議でした。
次期計画策定での主な追加項目
・在宅医療のおいて積極的役割を担う医療機関
・在宅医療に必要な連携を担う拠点
鶴岡市医療と介護の連携研修会は、15年程前から鶴岡市が主催し始まった研修会で、主な目的は病院と介護との連携推進でした。その後、参加職種が増え、コロナ禍前には、220名を超える程の参加者がありグループワークの場所を確保するのも大変な状況でした。
コロナ禍で開催できない時期が続きましたが、今年は、4年ぶりに対面での研修会を開催することができました。本年度は、コロナの状況も鑑み、基本的に病院とケアマネに限定した会としました。それでも、70名を超える皆さんに集まって頂きました。参加者内訳 ケアマネ:45名、社会福祉士(MSW):8名、病院看護師:9名、保健師:4名などです。
私の冒頭のあいさつでは、2040年問題に触れ、今後、85歳以上の高齢者がさらに増加し、一方で、これからの15年で、現役人口(20-65歳)が1000万人も減少するという現実を述べ、医療・介護従事者には厳しい時代を迎える。これを解決するキーワードは、「多職種・多施設連携」と「ICTの活用を含む情報共有」であることを述べました。
次いで、山形県立保健医療大学看護学科の菅原京子教授から基調講演をいただき、下記3つのテーマに沿った、グループディスカッションを行いました。
11月23日、東京ビッグサイトで開催された第19回在宅医療推進フォーラムでNet4Uやたべるを支援し隊の活動について講演させて頂きました。蘆野先生の推薦によるものです。
開会 ※9:30より開場 | |
10:00~ | 開会によせて 住野 耕三 在宅医療助成 勇美記念財団 理事長 新田 國夫 日本在宅ケアアライアンス 理事長 来賓あいさつ 浅沼 一成 厚生労働省医政局長 |
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10:10~12:00 | ブロックフォーラム ※全国在宅療養支援医協会企画 テーマ「近未来の地域創り 〜在宅医療の役割〜 」 (司会) 蘆野吉和 日本ホスピス・在宅ケア研究会 理事長 (趣旨説明) 太田 秀樹 全国在宅療養支援医協会 事務総長 (先進事例・好事例報告) 1)Net4Uで地域に広がる食支援 三原 一郎 三原皮膚科(山形県) 2)つるカフェ12年の挑戦 ~小さな診療所の大きな夢〜 鶴岡 優子 つるかめ診療所(栃木県) 3)KISA2隊の軌跡と奇跡 ~ポストコロナの展開~ 守上 佳樹 よしき往診クリニック(京都府) (総合討論) (令和5年度ブロックフォーラム(自治体ブランチ)開催状況 / 日本在宅医療コングレスの紹介) 島田 潔 全国在宅療養支援医協会 事務局長 |
12:00~13:00 | 休憩(昼食) |
13:00~13:30 | 特別講演「医療提供体制に係る改革の動向」 (演 者) 榎本 健太郎 独立行政法人 福祉医療機構 理事 (座 長) 荒井 秀典 国立長寿医療研究センター 理事長 |
13:30~14:00 | 基調講演①「ネットワーク化が医療を変える」 (演 者) 松田 晋哉 産業医科大学 医学部 教授 (座 長) 飯島 勝矢 東京大学 高齢社会総合研究機構 機構長・未来ビジョン研究センター 教授 |
14:00~14:30 | 基調講演②「新米総合診療医のまちづくり見聞録」 (演 者) 鈴木 李理 医療法人 博仁会 みんなの内科外科クリニック (座 長) 平原 優美 日本在宅ケアアライアンス 副理事長 |
14:30~14:50 | 休憩 |
14:50~16:50 | シンポジウム テーマ「どうなる、どうする在宅医療 ~近未来の地域づくり~ 」 (座 長)武田 俊彦 日本在宅ケアアライアンス 副理事長 二階堂 孝子 在宅医療助成勇美記念財団 常務理事 (シンポジスト) ※登壇順 大橋 博樹 日本プライマリ・ケア連合学会 副理事長 沼崎 美津子 在宅看護センター結の学校 所長 水野 克彦 独立行政法人 都市再生機構ウェルフェア総合戦略部 部長 中村 順子 NPO法人ホームホスピス秋田 理事長 七条 裕美 ひろみこどもクリニック 院長 眞鍋 馨 厚生労働省 保険局 医療課 課長 |
16:50~17:00 | 閉会によせて 辻󠄀 哲夫 医療経済研究・社会保険福祉協会 理事長
大島 伸一 国立長寿医療研究センター 名誉総長 |
17:00(予定) | 閉会 |
日本クリニカルパス学会へ参加してきました。
今年の鶴岡からの演題は5題でした。
1
シンポジウム1
パスは続くよ、どこまでも
-院内多職種連携から院外多職種連携への展開-
多職種での脳卒中ケアを目指した
循環型地域連携パスの取り組み 丸谷 宏 荘内病院 11/10(金)
A会場 9:00~10:30 発表順:2番目
2 パネルディスカッション2
うちでは,これもパスです
地域一体型NST「たべるを支援し隊」は
多職種によるパス活動 三原 美雪 三原皮膚科 11/10(金)
D会場10:30~11:30 発表順:6番目
3 一般演題 口演
リハビリテーション・回復期 入院時挿入されてきた膀胱留置カテーテルの、
抜去に向けての分析
堀 正浩 湯田川温泉リハビリテーション病院
11/10(金)F会場 9:35~10:25 発表順:6番目
4 一般演題 口演
地域連携・在宅医療・退院調整
脳卒中地域連携パス症例への骨格筋量
および位相角データの活用 今野 太陽 鶴岡協立リハビリテーション病院
11/11(土)F会場 13:30~14:30 発表順:6番目