NPO法人 全国連携実務者ネットワークが主催する「第4回社会連携フォーラム in 庄内」が鶴岡で開催されました。
私はオブザーバーという立場で参加させて頂きましたが、医療連携、医療・介護、多職種連携に留まらない、第3の連携である「社会連携」をテーマに、全国および鶴岡からの事例報告があり、地域共生社会を目指した熱い意見交換が行われていました。
会のあとは、恒例の我が家での懇親会!40名超が集まり、鶴岡の在来野菜をふんだんに使った料理、ビールサーバでの生ビール、美味なるお酒~ワイン、更には車横付けの焼き鳥などで楽しんで頂きました。
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山形新聞、荘内日報に取材頂きました。
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第4回 社会連携フォーラム in 庄内
~医療との連携における新しい”ちいきづくり”~
日時:2018年9月8日(土曜) 13:20~16:50
場所:鶴岡市先端研究産業支援センター レクチャーホール
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基調講演「医療・介護と地域がつながる”社会連携”の視点」
東北公益文科大学 准教授 鎌田 剛
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・社会連携とは?
医療介護のみならず、異分野・異業種が、共に課題に取り組み、包括ケアを実現する過程のこと
地域のヘルスケア・エコシステムを完成させるために、医療連携・多職種連携に加え必要とされる第3の連携の技術である。
・社会連携成功のカギ
カギは、二項対立を超えること
二項対立の例
医療・介護 VS 地域、企業、職人
非営利 VS 営利
管理 VS 創造
超えるためには
同化?、平均?、妥協点?
二項対立を超えた例:
京滋摂食・嚥下を考える会
医療者と職人の二項対立
安全性 VS 味、見た目
安定性 VS 変化・驚き
機能性 VS 意匠性
医療者と職人が意見を交わすことで嚥下障害のある人への餅食品の開発が実現
安全 VS 味 を超えることができた
・ゼミ生による政策提言
実践報告
1、『わが街健康プロジェクト。~市民と学生と共に医療を考え行動する~』
倉敷中央病院 地域医療連携・広報部長 十河 浩史
地域医療広報誌(医療機関向け、患者向け、市民向け、HP)の作成
講演会、ミーティング、を継続
継続を楽しむ:グッズの配布
次世代(近隣との大学生など)との協働
2、地域医療リーダ養成講座 「日南塾」から「にちなん医療市民サポーターズ」へ
宮崎県立日南病院 医療連携科部長/日南塾長
地域医療リーダー養成講座「日南塾」を5年にわたり継続
1期:1年、参加者は年平均25名程度
職種:市民、教員、PTA役員、医療職、行政、学生など
平日19-21時、年7回開催
内容:講演、グループワーク,最終回は公開講座としてグループ発表
塾OBをベースに、日南医療市民サポーターズを結成
医療を学んだ市民団体として医療者と共に歩んでいく
3、医療・介護と企業が連携する時代2018-N[EXT]Aの事例からー
済生会新潟第二病院 地域連携福祉センター副センター長 斎川 克之
次世代地域医療研究会 N[EXT]A事務局長 島村実希
医療と企業のコラボによるより良い地域医療へ向けた取組事例
4、木野俣自治会「いきいき隊」 ~自分で、年金+100円を稼ごう~
鶴岡市木野俣自治会 会長 五十嵐正直
木野俣集落:世帯数46戸、人口140名
活動の主体として、木野俣いきいき隊を結成
構成員:老人クラブ
ミニデイサービス、グリーンツーリズム(山菜採り、修学旅行の受け入れなど)を実践
今年度は、公民館を拠点として、どんぐり漬け、わらび出荷、養蚕、あつみかぶ栽培などを行った
継続するためには、楽しく、やりがい、有償、自覚、知恵を活かす工夫、悪口厳禁
5、コワーキングスペースみどりまち文庫 ~医療と地域をつなぐ拠点として~
㈱瀬尾医療連携事務所 代表取締役 瀬尾利加子
ヘルスケアとまちづくりに特化
ターゲット:ビジョンと熱意のある社会連携の担い手
会員制:会員数55名、月会費:1000、3000、10000、25000
意図的(医療側と市民側が一緒に集まりやすいように)に医療から距離のある企画を実施
THE筋肉、歌って元気、メディア部、JOSANET(ボディビル)
よくわかり介護教室、福祉用具の世界、ペンギンカフェ、訪問指導あれこれ、鶴岡食材を使った嚥下食、木野俣健康プロジェクト
スキルをみがく医療連携実践セミナー、連携理論部、地域包括ケア入門、コミュニケーション部、プレゼンテーション部、あの人の講演を聴こう
Dr. Ken's Bar、紅茶部、日本酒部、健康カフェ、やまこみカフェ、会員交流会
6、市民と保健・医療に情報の架け橋を ~慶応義塾大学先端生命科学研究所からだ館の挑戦~
慶応義塾大学生命先端研究所からだ館 スタッフ 日下部ゆき、藤井紀子
2007年、がん情報を提供する場として発足
2014年、健康情報ステーションとして名称を「からだ館」に変更
健康に関る蔵書1500冊を提供
からだ館健康大学(講義、調理、自由研究おうえん隊、茨木会)
にこにこ倶楽部(がん患者さんや家族がおしゃべりできるサロン)
健幸かるたプロジェクト
など、センスある市民むけ企画を多数実践している
総合ディスカッション
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閉会の挨拶
慶応義塾大学生命先端研究所からだ館 リーダ 秋山美紀
我が家での懇親会、全国から参加の皆さんに楽しんで頂きました。
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私はオブザーバーという立場で参加させて頂きましたが、医療連携、医療・介護、多職種連携に留まらない、第3の連携である「社会連携」をテーマに、全国および鶴岡からの事例報告があり、地域共生社会を目指した熱い意見交換が行われていました。
会のあとは、恒例の我が家での懇親会!40名超が集まり、鶴岡の在来野菜をふんだんに使った料理、ビールサーバでの生ビール、美味なるお酒~ワイン、更には車横付けの焼き鳥などで楽しんで頂きました。
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山形新聞、荘内日報に取材頂きました。
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第4回 社会連携フォーラム in 庄内
~医療との連携における新しい”ちいきづくり”~
日時:2018年9月8日(土曜) 13:20~16:50
場所:鶴岡市先端研究産業支援センター レクチャーホール
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基調講演「医療・介護と地域がつながる”社会連携”の視点」
東北公益文科大学 准教授 鎌田 剛
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・社会連携とは?
医療介護のみならず、異分野・異業種が、共に課題に取り組み、包括ケアを実現する過程のこと
地域のヘルスケア・エコシステムを完成させるために、医療連携・多職種連携に加え必要とされる第3の連携の技術である。
・社会連携成功のカギ
カギは、二項対立を超えること
二項対立の例
医療・介護 VS 地域、企業、職人
非営利 VS 営利
管理 VS 創造
超えるためには
同化?、平均?、妥協点?
二項対立を超えた例:
京滋摂食・嚥下を考える会
医療者と職人の二項対立
安全性 VS 味、見た目
安定性 VS 変化・驚き
機能性 VS 意匠性
医療者と職人が意見を交わすことで嚥下障害のある人への餅食品の開発が実現
安全 VS 味 を超えることができた
・ゼミ生による政策提言
実践報告
1、『わが街健康プロジェクト。~市民と学生と共に医療を考え行動する~』
倉敷中央病院 地域医療連携・広報部長 十河 浩史
地域医療広報誌(医療機関向け、患者向け、市民向け、HP)の作成
講演会、ミーティング、を継続
継続を楽しむ:グッズの配布
次世代(近隣との大学生など)との協働
2、地域医療リーダ養成講座 「日南塾」から「にちなん医療市民サポーターズ」へ
宮崎県立日南病院 医療連携科部長/日南塾長
地域医療リーダー養成講座「日南塾」を5年にわたり継続
1期:1年、参加者は年平均25名程度
職種:市民、教員、PTA役員、医療職、行政、学生など
平日19-21時、年7回開催
内容:講演、グループワーク,最終回は公開講座としてグループ発表
塾OBをベースに、日南医療市民サポーターズを結成
医療を学んだ市民団体として医療者と共に歩んでいく
3、医療・介護と企業が連携する時代2018-N[EXT]Aの事例からー
済生会新潟第二病院 地域連携福祉センター副センター長 斎川 克之
次世代地域医療研究会 N[EXT]A事務局長 島村実希
医療と企業のコラボによるより良い地域医療へ向けた取組事例
4、木野俣自治会「いきいき隊」 ~自分で、年金+100円を稼ごう~
鶴岡市木野俣自治会 会長 五十嵐正直
木野俣集落:世帯数46戸、人口140名
活動の主体として、木野俣いきいき隊を結成
構成員:老人クラブ
ミニデイサービス、グリーンツーリズム(山菜採り、修学旅行の受け入れなど)を実践
今年度は、公民館を拠点として、どんぐり漬け、わらび出荷、養蚕、あつみかぶ栽培などを行った
継続するためには、楽しく、やりがい、有償、自覚、知恵を活かす工夫、悪口厳禁
5、コワーキングスペースみどりまち文庫 ~医療と地域をつなぐ拠点として~
㈱瀬尾医療連携事務所 代表取締役 瀬尾利加子
ヘルスケアとまちづくりに特化
ターゲット:ビジョンと熱意のある社会連携の担い手
会員制:会員数55名、月会費:1000、3000、10000、25000
意図的(医療側と市民側が一緒に集まりやすいように)に医療から距離のある企画を実施
THE筋肉、歌って元気、メディア部、JOSANET(ボディビル)
よくわかり介護教室、福祉用具の世界、ペンギンカフェ、訪問指導あれこれ、鶴岡食材を使った嚥下食、木野俣健康プロジェクト
スキルをみがく医療連携実践セミナー、連携理論部、地域包括ケア入門、コミュニケーション部、プレゼンテーション部、あの人の講演を聴こう
Dr. Ken's Bar、紅茶部、日本酒部、健康カフェ、やまこみカフェ、会員交流会
6、市民と保健・医療に情報の架け橋を ~慶応義塾大学先端生命科学研究所からだ館の挑戦~
慶応義塾大学生命先端研究所からだ館 スタッフ 日下部ゆき、藤井紀子
2007年、がん情報を提供する場として発足
2014年、健康情報ステーションとして名称を「からだ館」に変更
健康に関る蔵書1500冊を提供
からだ館健康大学(講義、調理、自由研究おうえん隊、茨木会)
にこにこ倶楽部(がん患者さんや家族がおしゃべりできるサロン)
健幸かるたプロジェクト
など、センスある市民むけ企画を多数実践している
総合ディスカッション
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閉会の挨拶
慶応義塾大学生命先端研究所からだ館 リーダ 秋山美紀
我が家での懇親会、全国から参加の皆さんに楽しんで頂きました。
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