9月18日、19日、平塚で「地域共生を考える 医療・介護・市民全国ネットワーク 第1回 全国の集い」が開催され、そのなかのシンポジウムで一昨年の交通事故の経験を、医療者が患者になったらという視点で、妻と一緒にプレゼンしてきました。
今回のシンポジウムのテーマは「サードプレイス」。サードプレイスとは、ファーストプレイスの家庭、セカンドプレイスの職場以外で、自分らしくリラックスできる第三の場所のことです。ストレスの多い現代社会や地域共生社会においてその重要性がクローズアップされているようです。私どもの事故の話がサードプレイスとどう関係するのか良く分かりませんでしたが、医療者が事故に遭遇し、患者体験したというネタに、サードプレイスを疑似体験しましょうという趣旨と理解しました。最後のディスカッションは瀬尾さんのお土産のお菓子のほかにアルコールも提供され、大好きな北澤先生と思わず乾杯!。ディスカッションでは、サードプレイスの重要なキーワードは、会話、開放、快感、感謝の4Kじゃないかという発言で盛り上がり、確かにそうかもねと感じ入りました。
医師の患者当事者体験からみつめる市民、健康、予防の未来像~サードプレイスの可能性~
座長
宮崎 詩子(株式会社テレノイドケア 代表取締役)
瀬尾 利加子(株式会社瀬尾医療連携事務所 代表取締役)
基調講演:「医者と看護師が患者になったら」
演者:三原 一郎(三原皮膚科 院長/鶴岡地区 医師会理事)
三原 美雪(三原皮膚科 看護師、事務長)
講演1:「サード・プレイスの事例紹介~当事者体験を共有する場としての可能性~①病院地域医療連携室出身者が立ち上げたサードプレイス」 瀬尾 利加子(連携コワーキングスペースみどりまち文庫)
講演2:「サード・プレイスの事例紹介~当事者体験を共有する場としての可能性~②認知症専門医のアイデアから生まれたサードプレイス」 早川 景子(一般社団法人栄樹庵 理事)
トークディスカッション
ファシリテーター:瀬尾 利加子(株式会社瀬尾医療連携事務所 代表取締役)
シンポジスト:
北澤 彰浩(公益財団法人伊豆保健医療センター 地域ケア部 部長)
田中 美樹(社会福祉法人隆生福祉会デイサービスセンターゆめ長居公園 相談員兼チーフ介護職員)
三原 一郎(三原皮膚科 院長/鶴岡地区 医師会理事)
三原 美雪(三原皮膚科 看護師、事務長)
早川 景子(一般社団法人栄樹庵 理事)