お待たせしました。
大腿骨近位部骨折地域連携パスの集計表第1号が発刊されました。
2009年4月1日から2013年3月31日までにパス登録した945例を集計したものです。
さまざな視点からの分析が行われています。
どうぞご覧下さい。
大腿骨近位部骨折地域連携パス集計表第1号
以下、会長あいさつから引用
当地区の地域連携パスは、2006 年の第1 回鶴岡地域連携パス研究会において大腿骨近位部骨折地域連携パス(大腿骨パス)の運用について協議を開始したことに緒を発します。当時、当地区の中核
病院である市立荘内病院の整形外科には、年間240 名を超える大腿骨近位部骨折の患者が搬送されており、回復期リハビリテーション病院とのより円滑な連携なくしては、整形外科自体がパンクしてしまうという危機感から、リハビリテーション病院へお願いしてパスの検討が始まったと聞いています。当時、地域連携パスが診療報酬で評価されたことも追い風になりました。
私は、当時パスに関しては門外漢でしたが、最初の研究会に出席し地域連携パスにIT 化は不可欠ではないかと発言しました。それを受けて研究会でもIT 化に是非もなし、問題は資金だけということでしたので、初期投資は医師会で負担するということで、パスIT 化へ向けての開発が始まりました。その半年後にはIT パスの運用が始まりましたが、比較的短期間にIT化が実現できたのは、医師会の資金を含む全面的な支援、Net4U で培ったセキュアなネットワーク、そして地元ベンダーの存在が大きかったと思っています。
このように、大腿骨パスは急性期病院に受診した全患者を登録し、疾患データベースを構築することで疾病管理に役立てようという、当地区の地域連携パスの理念の発端となった歴史的なパスなのです。一方、06 年の運用開始以来、約8 年間にわたりデータが蓄積されてきましたが、その分析は脳卒中地域連携パスに遅れをとっていました。この度は、満を持して4年分のデータを分析し、集計表第1 号を発刊するに至りました。これも、茂木委員長をはじめ、データマイニング委員会の皆さん、急性期病院、回復期病院など多くの関係者の多大な貢献によるものです。その尽力に対し敬意を表するとともに、感謝申し上げたいと思います。
大腿骨近位部骨折地域連携パスの集計表第1号が発刊されました。
2009年4月1日から2013年3月31日までにパス登録した945例を集計したものです。
さまざな視点からの分析が行われています。
どうぞご覧下さい。
大腿骨近位部骨折地域連携パス集計表第1号
以下、会長あいさつから引用
当地区の地域連携パスは、2006 年の第1 回鶴岡地域連携パス研究会において大腿骨近位部骨折地域連携パス(大腿骨パス)の運用について協議を開始したことに緒を発します。当時、当地区の中核
病院である市立荘内病院の整形外科には、年間240 名を超える大腿骨近位部骨折の患者が搬送されており、回復期リハビリテーション病院とのより円滑な連携なくしては、整形外科自体がパンクしてしまうという危機感から、リハビリテーション病院へお願いしてパスの検討が始まったと聞いています。当時、地域連携パスが診療報酬で評価されたことも追い風になりました。
私は、当時パスに関しては門外漢でしたが、最初の研究会に出席し地域連携パスにIT 化は不可欠ではないかと発言しました。それを受けて研究会でもIT 化に是非もなし、問題は資金だけということでしたので、初期投資は医師会で負担するということで、パスIT 化へ向けての開発が始まりました。その半年後にはIT パスの運用が始まりましたが、比較的短期間にIT化が実現できたのは、医師会の資金を含む全面的な支援、Net4U で培ったセキュアなネットワーク、そして地元ベンダーの存在が大きかったと思っています。
このように、大腿骨パスは急性期病院に受診した全患者を登録し、疾患データベースを構築することで疾病管理に役立てようという、当地区の地域連携パスの理念の発端となった歴史的なパスなのです。一方、06 年の運用開始以来、約8 年間にわたりデータが蓄積されてきましたが、その分析は脳卒中地域連携パスに遅れをとっていました。この度は、満を持して4年分のデータを分析し、集計表第1 号を発刊するに至りました。これも、茂木委員長をはじめ、データマイニング委員会の皆さん、急性期病院、回復期病院など多くの関係者の多大な貢献によるものです。その尽力に対し敬意を表するとともに、感謝申し上げたいと思います。