市原シニアアンサンブルこすもす(ISE)

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演奏会鑑賞報告・・・永野さんからの投稿ですヽ(^。^)ノ

2012-02-20 00:11:08 | 日記
2月19日、市原フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会に行って来ました。 千葉駅からすぐの京葉銀行文化プラザ音楽ホールで行われました。 以前一度行ったことのあるホールですが、少し狭いので、市原フィルの団員の方々が舞台に上がると、少し窮屈そうで気の毒でした。 その分、客席との距離は非常に近く、私はいつも後ろの方の席に座るのが常なのですが、今回は前の方の1stVnのすぐ前に座りました。 曲目はウェーバーの「オイリアンテ」序曲、ブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」、ブルックナーの交響曲第4番 「ロマンティック」でした。 正直いって、難しそうだし、あまりなじみのある曲目ではありません
でした。 ウェーバーとブラームスは少し退屈しました。あくまで、私の個人的感想です。 休憩の後のブルックナーが始まると、私はいっぺんに目が覚めました。けっこう長い曲でしたが、最後まで吸い込まれるような迫力を感じました。素晴らしい演奏でした。 ホルンをはじめとする金管が何とも美しいファンファーレを何度も奏でます。ブルックナーのこの曲は金管のための曲なのだと思わせるような素晴らしさでした。勉強不足でブルックナーのこの曲は数回しか聴いたことがなかったので、今更ながら、すごい曲だと感動しました。 バイオリンの演奏ではこれでもかというほど、腕を動かしてきざむフレーズが多く、体力勝負の曲だと思いました。またピッチカートも多く、弓を膝に置いて演奏していました。過酷なバイオリンの演奏のためか、1楽章途中で2ndVnのパートマスターのバイオリンの弦が切れるアクシデントがあったようです。弦が切れた時は隣りの人のバイオリンを借りて弾くルールは知っていましたが、実
際、目の当たりにしたのは初めてでした。 また、ちはら台音楽祭の時のように、演奏途中で地震がありましたが、演奏は止まることなく続けられました。 とにかく、ブルックナーの4番はいい曲だと再認識しました。そして何より市原フィルの演奏は素晴らしいものでした。 指揮者の松元宏康氏は小柄で若いし少し頼りなげな感じでしたが、指揮ぶりはダイナミックで、息づかいまで聞こえてきました。そして、アンコールの前の挨拶がとても良かったです。仙台フィルに就任していたことがあるそうで、大震災の犠牲者のことを思って「G線上のアリア」を最後にアンコールとして演奏しました。しみじみとした弦の響きが会場に広がって、とても感動しました。 また、機会があったら多くの演奏会に足を運びたいと思いました。 hiroko
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