市原シニアアンサンブルこすもす(ISE)

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演奏会鑑賞報告 (1月26日 永野さん)

2013-01-27 00:58:11 | 日記

茂原交響楽団アンサンブルコンサートに行ってきました。

小編成のアンサンブルが次々に様々な曲を演奏しました。
一番目はプレイエルの「ヴァイオリンのための二重奏」でヴァイオリンとビオラの合奏でした。 少しバラバラ感がありましたが、とても美しい素敵な曲でした。
シュペールのトロンボーン三重奏はびっくりするほど美しいトロンボーンの音色に聴き入りました。
ベートーベンのトロンボーンのデュオは何とも難しい音の動きを軽々と、また楽しげにやって見せてくれました。
モーツァルトの弦楽四重奏はとてもまとまっていて、モーツァルトらしい音を響かせていました。
ラフマニノフのヴォカリーズはファゴットのソロ演奏でしたが、どこかで聴いたことのあるメロディーをファゴットが美しく奏でていました。
シューベルトのピアノ三重奏はヴァイオリンの卓越したテクニックで美しく聴かせていました。
シューマンのピアノ五重奏はチェロとビオラのハーモニーが素晴らしく聴き入りました。
ドボルザークの弦楽四重奏アメリカはエネルギッシュな演奏で、4人のそれぞれの技量を余すところなく披露していたという感じでした。
ベールマンの「クラリネットと弦楽のためのアダージョ」は安心して聴いていられる心地よさでした。
タファネルの木管五重奏はフルで演奏されましたが、最高でした。 5人それぞれが素晴らしく、何とも言えない調和を保って、素敵なハーモニーを奏でていました。
ヴィヴァルディのフルート協奏曲「ごしきひわ」の演奏は弦アンサンブルもぴったり決まり、フルートも堂々とした演奏で素晴らしかったです。
最後にレスピーギのリュートのための古風な舞曲とアリアより「イタリアーナ」「シチリアーナ」が演奏されました。 先日、シニアで話題になった曲ですが、私は個人的に「イタリアーナ」がいいと思っていました。 でも今日の演奏を聴いて、「シチリアーナ」がこんなにも大きな盛り上がりを見せる曲だとは思いませんでした。 コンサートのトリを飾るのにふさわしい曲というよりも、トリを飾るのにふさわしい素晴らしい演奏でした。

感動醒めやらぬうちに会場を出ると、外は雪が舞っていました。
いい演奏会でした。

hiroko

コメント (2)
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