3月24日(日) 千葉少年少女オーケストラ 京葉銀行文化プラザホール
千葉少年少女オーケストラのマクレーンユースオーケストラを迎えての日米交流演奏会に行って来ました。
たまたま新聞で知りました。 夜の7時開演だったので少し迷いましたが、ブラームスの一番がプログラムにあったので、早めの夕食をとり出掛けました。
最初の曲はロッシーニの「セビリアの理髪師」序曲でした。 千葉少年少女オーケストラは初めて聴きましたが、弦が充実していて、素晴らしい演奏でした。
2曲目はモーツァルトのピアノ協奏曲第12番です。 初めて聴く曲でしたが、ソリストの太刀川琴絵さんのピアノが軽やかでとても素敵な演奏でした。 オーケストラの弦合奏も素晴らしく、木管アンサンブルも良かったです。 金管が少し重い感じがしましたが、全体にうまくまとまった演奏でした。
ブラームスの交響曲第1番はメリハリのきいた若々しい演奏で、4楽章のホルンもなかなかのものでした。ホルンはマクレーンユースオーケストラの方が演奏していたようです。4楽章の例の有名な旋律はオーケストラによっていろいろですが、今日の演奏は私好みのスッキリしたものでした。 特に印象に残ったのは第2楽章最後のヴァイオリンソロです。 コンサートミストレスは高校3年には見えないかわいい女の子でした。くっきりと浮かび上がるヴァイオリンの音色は素晴らしく際立っていました。 緊張した様子もなく、これだけ美しく弾けるなんて驚異的です。
素晴らしい演奏を聴かせてくれた千葉少年少女オーケストラですが、今回の演奏会を最後に活動を休止するのだそうです。 原因は団員の減少だそうで、今日の演奏会も団員は5、6人で他はOB、OGだそうです。 ここまで少子化の影響がきていたのですね。
初めて行った演奏会がなんと最後の演奏会だったなんてなんということでしょう。
演奏が良かっただけに、本当に残念です。
hiroko