市原シニアアンサンブルこすもす(ISE)

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演奏会鑑賞報告 (10月6日 hirokoさん)

2013-10-08 13:56:38 | 日記

10月6日(日) 幕張フィルハーモニー管弦楽団 千葉市民会館 大ホール
プログラム すぎやまこういち交響組曲「ドラゴンクエスト Ⅰ」 序曲、 モーツァルト ヴァイオリンとビオラのための協奏交響曲 、ブラームス 交響曲第4番

幕張フィルを聴くのは4回目くらいでしょうか。 弦楽合奏のきれいなオーケストラです。
第1曲目の「ドラゴンクエスト」は有名なゲームの曲ですが、私はゲームをやりませんがこの曲は知っています。 ホルンのファンファーレで始まり、これから冒険に出発するぞーというようなワクワクした気分になります。 ワーグナーの壮大な楽劇にも似た雰囲気です。 2曲目の「VnとVaのための協奏交響曲」は弦楽合奏とオーボエとホルンの編成にVnとVaのソロで演奏されます。

全体的にモーツァルトの曲らしい明るく華やかな曲です。 ヴァイオリンソロは幕張フィルのコンサートマスターである安田哲氏、ビオラソロは弦トレーナーの小嶋沙織氏が演奏されました。 コンマスをするほどの方ですから上手いに決まってますが、やはりソロは緊張するのでしょうね。 第1楽章のソロが入るまでの長いトゥッティを一緒に弾いて緊張をほぐしているなというのが聴いている私達にひしひしと感じられてドキドキしてしまいました。
パンフレットの曲紹介を安田氏が書かれているのですが、とても面白い、お人柄の推察できる文章でした。
最後の曲はブラームスの第4番です。 私はブラームスのシンフォニーが大好きなので、本当はこれを聴きに来たのです。 休憩後でコンマスの安田氏もリラックスして、いつもの楽しげな演奏する姿を見せてくれました。
 いつも思うのですが、弦楽合奏がまとまっていてきれいですね。 厚みのある響きは低音楽器が頑張っているからでしょうか。 1stVnの透き通った突き抜けるような音も素敵です。第3楽章ではトライアングルがやけに目立っていました。 この曲の初演当時あの作曲家のリヒャルトシュトラウスがトライアングルを担当したそうです。 少し意識しているかなと思ったりしました。 第4楽章冒頭、トロンボーンを加えた管楽器による主題が奏され壮大な変奏がなされていきます。 印象的なリズムの弦合奏や、中間部の美しいフルートソロや、荘厳なホルンの合奏や聴きどころ満載であっという間にコーダに入り盛り上がって終わります。 静かに終わるよりも終わったーという感じがいいですね。

 幕張フィルは20周年だそうで、最後に団長の挨拶がありました。 演奏会を開く際にいろいろな役目をなさった団員を紹介し、アットホームな感じで活動をなさっているのがよくわかりました。 素敵な演奏会でした。
hiroko

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