4月13日(日)
幕張フィルハーモニー管弦楽団
千葉市民会館大ホール
曲目:リムソルグスキー 前奏曲「モスクワ川の夜明け」
チャイコフスキー 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
シベリウス 交響曲第2番
幕張フィルの定演に行ってきました。
演奏会は何の先入観も持たず、真っ白な気持ちで聴いた方がいいですよね。 でも、今日の曲目は私の入っているオケで今まさに練習している曲だったので、全く違う聴き方をしてしまいました。 「モスクワ川の夜明け」は初めて聴く曲でした。 静かな、本当に夜明けを思わせる曲で美しい旋律がいっぱいでした。 「ロメオとジュリエット」は今一生懸命練習している曲です。 演奏は素晴らしく、こんな風に上手く弾けたらいいなと思いました。 でも、我々のとはテンポが違うなとか、ボーイングが違うなとか、弦がずいぶんきれいに揃うなとか、音楽そのものを楽しめずに終わってしまいました。
シベリウスの交響曲第2番は私には懐かしい曲でした。 学生の時に演奏したことがあったのですが、CDも持っていないし、最近聴く機会がありませんでした。
第1楽章の出だしを聴いて、鳥肌が立ちました。40数年前を思い出しました。 第3楽章の終わりから第4楽章へ突入する部分は、私の一番好きなところです。金管の凄まじい響きは気分を高揚させます。 また、この曲は弦がとても美しい旋律を奏でます。 しかも、幕張フィルはいつもながら綺麗に揃っていて素晴らしい弦合奏を聴かせてくれました。
アンコールのシベリウスの「カレリア組曲」からの曲も軽快で楽しい曲で素敵でした。 オケの総会を早退けして聴きに行った甲斐があったというものです。 hiroko