市原シニアアンサンブルこすもす(ISE)

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2017年5月14日 茂原交響楽団第27回定期演奏会 茂原市民会館にて

2017-05-20 23:16:15 | 日記

指揮:土田 政昭
プログラム:コープランド   ロデオ 、 ラヴェル  ラ・ヴァルス、 ラフマニノフ   交響曲第2番                  

朝から霧雨の降るどんよりとした日曜日ですが、今日は茂原交響楽団の定期演奏会の本番の日です。昨日のゲネプロに続いて今朝はリハーサル、本番は14時からです。   

今回の曲目はどの曲も難曲で、とても仕上がったという状態ではありません。お客様の入りもあまりよくありませんでした。天気のせい? 曲目のせい? とにかく本番に向けてモチベーションを上げるしかありません。
 どの曲も私にとって初めて聴く曲だったので、練習はまずCDを聴いて曲を覚えることから始めました。    コープランドの「ロデオ」はCDも手に入らなかったので、手探りの練習でした。テンポやリズムが難しく、飛び出し禁止と毎回指揮者にダメ出しされるような曲でした。どの曲も指揮者の土田先生ははっきりしたイメージや曲想をお持ちなので、毎回歌い方やダイナミックスの付け方や全体のバランスやらと指導を受けました。 

「ロデオ」の第1曲の「カウボーイの休日」は面白いリズムではじまり軽快で楽しい曲です。 4曲目の「ホーダウン」はめちゃくちゃ速い曲でスピードについていけず苦労しました。
ラヴェルの「ラ・ヴァルス」はその名の通りワルツなのですが、グリッサンドの多い曲で独特の雰囲気があります。 ピッチカートとアルコの繰り返しが長く続いたりと弾きにくいことこの上ない曲でした。どのような感じにお客様に届いたでしょうか?      
ラフマニノフの交響曲第2番もまた難しい曲で、第4楽章など半分弾けたかどうか怪しいくらいの出来でした。それでも各楽章にとてもロマンティックな素敵なメロディーがあるのでとても楽しく演奏できました。第3楽章のクラリネットの美しいメ
ロディーを私の所属する2ndVnが3連符で支えるのですが、メロディーが揺れるのでそれに合わせるのが大変でした。落ちるともうどこをやっているのかわからなくなる難所です。4楽章はもう勢いで突っ走り最後を盛り上げて終わりました。
あー終わった!という感慨しかありませんでした。  それだけ苦労したということでしょうか。

本番はいつもとは別物の精神状態で、高揚感や集中力が増してみんなかなり興奮して臨むものだと思います。出来、不出来には関係なく終わったという安堵感が大きかったです。
ラフマニノフはピアノ協奏曲第2番が超有名ですが、この交響曲第2番も素晴らしい曲なのがわかりました。演奏してみて初めてその曲の良さがわかった気がします。                 

hiroko

hirokoさんが所属する茂原交響楽団の定演の出演感想です。今回のステージは苦労が多かったようです。初めての曲や難曲を覚える
ためにまずCDを入手して聞くのがhiroko流! なるほど、賢いやりかた。アンコール曲はマスカーニのカバレリヤだったようです。 KenM

コメント
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