指揮:土田政昭 茂原交響楽団 茂原市民会館にて
あいにくの雨の日曜日になりました。10月とは思えないくらいの寒い毎日が続いています。
お客様の集まりを心配しましたが思いの外多くの方にご来場いただきうれしい誤算でした。 今回はファミリーコンサートということで、司会者をいれたり指揮者の解説を入れたり、また小さい子供達に参加してもらったりと様々な工夫をして、お客様に楽しんでもらおうと企画しました。
第1部 ベートーベン 交響曲第5番「運命」 指揮者の土田先生によるベートーベンについての解説の後全曲演奏しました。 「ジャジャジャジャーン」という有名なモチーフはあまりふだんクラシックを聴くことのない人でも知っているものだと思います。全曲を聴いたことがないという方にも楽しんでいただこうと、一生懸命練習して演奏しました。 「運命」は好きな曲ですし、練習をすれば
するほど奥深い曲だなと実感しました。この曲を演奏できてとても嬉しかったです。
第2部 宮川彬 編曲 シンフォニック・マンボ No.5 アンダーソン ワルツィング・キャット R.フィリップ編曲マンマ・ミーア チャイコフスキー「白鳥の湖」より1.序奏 2.情景(第1幕) 3.ワルツ 4.情景(第2幕) 5.終曲
第2部の最初の曲は「シンフォニック・マンボNo.5」です。出だしは「運命」と全く同じです。客席が少しざわつきました。そして、マンボが始まるとまたさらにざわつきました。狙い通りやった!という感じでした。ノリノリで演奏を終えると、不本意ながら本物の「運命」以上の拍手がありました。練習の時はノリが悪くて「アーウ」という掛け声も小さくいまいちでしたが、本番は気合いを入れてやりました。楽しかったです。
「ワルツィング・キャット」は会場の小さな子供達に参加してもらい「ニャーオ」と鳴いてもらいました。会場の皆様にも鳴いていただき楽しい演奏になりました。団員の犬の鳴き声や逃げる猫の声なども大うけで笑いを誘っていました。
「マンマ・ミーア」はアバのメドレーで年代によっては懐かしい曲だったのではないでしょうか。
「白鳥の湖」は抜粋で5曲演奏しました。最も有名な「第2幕の情景」はこれまた誰でも口ずさめる曲です。団員のオーボエ奏者が大活躍しました。終曲は思いの外の盛り上がりで、最後ヴァイオリンはずっと刻みなのですが弾きながら感動してしまいました。もう夢中で弾きました。終わった後の大拍手に包まれた時の気持ちは何とも言えません。練習は大変でしたがこの瞬間に苦労はすべて吹き飛びました。
アンコールにアンダーソンの「舞踏会の美女」と恒例の「ラデッキー行進曲」を演奏してファミリーコンサートは終わりました。
今、私は無事終了してホッとしているところです。
hiroko
なるほどファミリーコンサート、運命から始まって白鳥の湖まで、親しみ深い名曲がわんさか並ぶ曲目構成、子供も親も一緒に楽しめる!! アキラさんの<シンフォニック・マンボNo5>(ジャジャジャジャーン&ウーマンボ)が気になります。コスモスでもやったらどうなんやろ? KenM