市原シニアアンサンブルこすもす(ISE)

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2017年9月9日(土)千葉大学いのはな音楽部定期演奏会鑑賞記 習志野文化ホールにて

2017-09-10 03:43:43 | 日記

指揮;直井大輔
プログラム: サンサーンス 「サムソンとデリラ」よりバッカナール  、リスト  交響詩レプレリュード、 ブラームス  交響曲第1番

千葉大学ゐのはな音楽部とは千葉大の医療系学部の学生の部活動として活動しているオーケストラです。
今まで何度かこの学生オケを聴きに行きました。学生さんですからとにかく皆さん若々しくてはつらつとしています。 100名以上の部員がいるそうで、曲によって管はもちろんですが弦もメンバーが代わります。コンサートマスターも3曲とも違う人が務めました。我々は人数が少なくて苦労しますが、人数が多すぎても曲によって降り番があったりと大変なんですね。

サンサーンスの「サムソンとデリラ」よりバッカナールはエキゾチックな雰囲気の曲で私は初めて聴きました。 旧約聖書をもとに書
かれたオペラだそうで、バッカナールとはバッカスを称える酒宴の踊りだそうです。 素敵な演奏でした。

リストの「レ・プレリュード」は交響詩で、音楽で文学や絵画、劇などの内容を表現するもので、この「交響詩」という言葉はリストが使い始めたものだそうです。ラマルティーヌの「詩的瞑想録」を楽曲の標題としているそうですが、私にはよくわかりませんでした。ところどころ聴いたことのあるフレーズが出てきてとても素晴らしい曲で、最後の盛り上がりもなかなかのものでした。

ブラームスの交響曲第1番はティンパニーの連打で始まるよく知られた曲です。弦の響きを聴くとたちまちブラームスの世界へ引き込まれていくようです。 終楽章の有名な主題はベートーベンの「歓喜の歌」の影響と言われているようですが、そこに至るまでのもやもやした部分から目がさめたように弦合奏で始まるとなぜかほっとしたような気分に包まれます。 本当にブラームスって素敵ですね。

今日も楽しく演奏会を満喫しました。

hiroko

定演のチラシです。いのはな(猪鼻)とは千葉大医学部(病院)のある場所の名前です。 KenM

 
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