㈱イイダアックス 相談役日記

長野県は南信州の自然豊かな下伊那郡高森町から日々の経験、感じた事、気が付いた事などを日記として発信しています。

東日本大震災から丸2年

2013年03月11日 | 日記

2011年3月11日 午後2時46分 私にとっても経験した事の無い程の大きな揺れを感じ、大津波により2万人以上の方が亡くなったり
行方不明に成ると言う歴史に残る大きな自然災害が発生し、日本の原子力発電に大きな問題提起を残す事に成る事態と成りました。
あれからちょうど2年が経つ現在も、いまだに仮設住宅で不便な生活を強いられている方々が数多くみえたり、放射能汚染対処の
除染が計画通り進んでいない中で原発再稼働問題も行く先がはっきり決まらず、電気料金の値上げであったり汚染水処理の問題と、
なかなか問題解決の出口が見えない状態が続いている現在です、



実際に私達の生活では原子力を直接感じる事もなく生活出来る地域のため、震災自体を忘れがちでは有りますが皆さんはいかがでしょうか?



私の家では、家具屋と言うことも有って、家具は全て壁に固定されて、転倒防止対策がなされています。
いざと言うときの為に非常持ち出し袋は玄関近くに常時置かれてあり、子供たちにも非常時にはこれを持ち出す個とを教えて有ります。
非常食に関しては一時期の半分以下程度しか準備していないのが現状で、やや危機感が薄れて来ていることが伺えます。
震災発生直後に準備したアウトドアでも使える燃料等はそのまま在庫されていたり、飲料水も最低限は準備された状態が続いています。



大きく変わったのは、子供たちの枕元に常時着替えと靴が用意して有ったものが現在は用意しなく成った事でしょうか。
非常食も家族全員の1週間分用意して有ったものが現在は2日分程度に減ってしまっていることも現実です。
飲料水も同様で、震災直後に比べると半分程度の備蓄に成っているんです。



食べ物、飲み物は定期的に入れ換えをしていかないといざというとき使い物に成らなく成ってしまうので点検が必要であったり、
乾電池の入れ換えをしたりも物としての対策案はこまめなお手入れが必要な物なんです。
また同様に必要な物として忘れてはいけない事が、家族内で避難持の確認事項かと思います。
何処に避難をするのか、何を持って行くのか、何処から行くのか等々確認し有って置くことも必要な物かと感じています。
各家庭での対応策、各企業での対応策、更に各地域等対策を確認して置くことは必要なことだと思います。



一方で不思議に感じていることが原子力発電の問題です。国内にある原子力発電全部が止まってもなんとかやって行けるのが確認出来たはずです。
それでも発電コストが原子力でないと高く成ると言って再稼働を基本に何時までに廃炉だとか、脱原発だとか、安全性が担保されればとか。
原子力発電の廃棄にどれだけ掛かるのか、使用済み核燃料の処理も満足に出来ない技術レベルで使う事は間誓いだとお思うのです。
原子力発電が関係無ければ、現在の電気料金は確実に下がるはずだと思うわけです。



小水力発電、太陽光発電、風力発電等々、再生可能エネルギーを利用するべく国中が動いているのにかんじんの国はファジー。
結局どっち付かずの為に事が1本かされずにスピードが鈍化しコストがかさむ結果に成っているとしか思えません。
農業に工業に漁業に、生活に迄放射能汚染の問題が影響を出し続けている現在ですが他人事なんでしょうか?



国が出来ない中でも出来る事が個人レベルでも出来る事があるはずです。そんな想いを出来る事からはじめて行くのが環境活動だと思います。
身近な物から出来る事をはじめて行く事が大切だと思います。
こうした事が結果的に被災された方達への支援にも繋がるものだと考えています。
震災から2年がたつ今、改めて自然を考える機会にしたいものです。