高森町商工会地球温暖化対策地域協議会、通称エコプロチームで取り組んでいる化石燃料代替えプランであるバイオマスチップストーブ暖缶くん2号機の試作品は出来上がっているのですが、不具合点やら改良点等手を加えたい箇所が何ヵ所も有ったので今日は製造してもらったメーカーに来て頂いて設計修正と改修案の打ち合わせを行いました。
昨年はじめに完成した1号機も、色んな問題点を改修して来ており、ここまで来るのに作りあげてきたノウハウを提示する中で2号機の完成度をより高め、実販売モデルの基本型として作りあげるべく詳細な打ち合わせを行ったわけです。
予算的な制約も有るため、全てをパーフェクトに迄持って行けるかはビミョーでは有りますが、このストーブの核とも言える部分はなんとか織り込んだ仕様の物が出来そうなところまで来ているように感じています。
今回は予算内での完成度を極限まで高めた物を完成品として置き、実販売する場合はお客さんの使いたい仕様に合わせたタイプにアレンジして要望される各仕様に合わせた藻のをその都度作って対応して行く形を取りたいと考えて行くつもりです。
実経費がどこまで膨らむかにもよるのでどこまでの対応が出来るかは不明では有りますが、今年1年掛けて改良に改良を重ねてビジネスモデルの核を作ることが出来ればと目標を持ってトライしていければと考えています。
暖缶くん2号機をまとめ上げて行く間に高森町から依頼されている森の家のボイラー改修案の提案書作成と、チップ燃料をどの程度の物として固定化出来るかの検討、更には燃料のベースに成るだろう間伐材の収集案の検討に選定くずの活用法の検討と収集プラン、そしてそれらを流通させるために使用する地域通貨システムの構築とやることは目白押し状態と成っています。
明日は松川町のさくらんぼ組合さんに12号機の試験運用設置と、2号機の現状披露と使用者側からの意見を頂く事と成っています。
これらの事を元にして、農家の方の要望を聞くことで、新たな機械作成が出来るビジネスモデルの基本プランが出来上がる所までに持って行ければ最高かと夢を見ています。
環境活動がビジネスモデルとなる事で、更にボアアップされた活動に繋げられたらとわくわくしている現状です。