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東京国立博物館とアラビア王国の至宝 2018.5

2018-05-04 16:59:23 | 博物・美術館

2018.5.3(木)

連休の遠出を避け、上野公園に出かけて久しぶりに国立博物館を巡る。 明治150年の特別コーナの「老猿」を見に行く 


 

本館   日本最古の博物館 明治15年から140年 

 

「土蜘蛛草紙」 鎌倉時代  平安時代の源頼光、渡辺綱と土蜘蛛の物語を狂言や神楽、歌舞伎などで演じられている 

 

 人気絵師長谷川等伯の長男、長谷川久蔵作「大原御幸図屏風」安土桃山時代            平家物語の建礼門院が平家の菩提を弔う場面  

 

本館18室  明治150年 明治維新以来の近代美術コーナ

 高村光雲作「老猿」明治26年  シカゴ万国博覧会に出展(径7尺 栃ノ木 鹿沼、発光路の産)        入谷生まれの光雲は浅草諏訪町の高村東雲に師事

宮川香山作「褐柚蟹貼付台付鉢」明治14年  2匹の蟹がリアルに創られている 

 

平福百穂作「双鳩」 昭和6年  御子息とは多少の縁があった                                         曽山幸彦作「試鵠」明治23年       

 

日本文化に興味を示す欧米人を多く見る                                                                          懐月堂度繁作「遊女立姿図」江戸時代  



明治42年開館の表慶館では、サウジアラビア王国の至宝「アラビアの道」が開催

砂漠に建てられた 人形石柱 前3500~前2500年 

100万年以上前の石斧、矢じり、 日本の石器時代出土物と変わらない

紀元前4~前3年「男性像」 

「ハルポクラテス」 1~3世紀 エジプトのホルス神の子供時代の姿 

古代南アラビア文字の墓碑 前5~前4

 

 1世紀の埋葬遺構 6才前後の少女 金のマスク、ネックレス、プレスコットなどの副葬品

アブドールアジーズ王の上衣 20世紀 


 ☆今まで何度か訪れていたが、今回は多くの欧米人の方が見学しているのに驚いた(入館者の1~2割)

 ☆約12万件の収蔵物を有するので、展示できる数が限られ、時々訪れる程度では見る機会が少な過ぎる。 


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