2018.5.3(木)
連休の遠出を避け、上野公園に出かけて久しぶりに国立博物館を巡る。 明治150年の特別コーナの「老猿」を見に行く
本館 日本最古の博物館 明治15年から140年
「土蜘蛛草紙」 鎌倉時代 平安時代の源頼光、渡辺綱と土蜘蛛の物語を狂言や神楽、歌舞伎などで演じられている
人気絵師長谷川等伯の長男、長谷川久蔵作「大原御幸図屏風」安土桃山時代 平家物語の建礼門院が平家の菩提を弔う場面
本館18室 明治150年 明治維新以来の近代美術コーナ
高村光雲作「老猿」明治26年 シカゴ万国博覧会に出展(径7尺 栃ノ木 鹿沼、発光路の産) 入谷生まれの光雲は浅草諏訪町の高村東雲に師事
宮川香山作「褐柚蟹貼付台付鉢」明治14年 2匹の蟹がリアルに創られている
平福百穂作「双鳩」 昭和6年 御子息とは多少の縁があった 曽山幸彦作「試鵠」明治23年
日本文化に興味を示す欧米人を多く見る 懐月堂度繁作「遊女立姿図」江戸時代
明治42年開館の表慶館では、サウジアラビア王国の至宝「アラビアの道」が開催
砂漠に建てられた 人形石柱 前3500~前2500年
100万年以上前の石斧、矢じり、 日本の石器時代出土物と変わらない
紀元前4~前3年「男性像」
「ハルポクラテス」 1~3世紀 エジプトのホルス神の子供時代の姿
古代南アラビア文字の墓碑 前5~前4
1世紀の埋葬遺構 6才前後の少女 金のマスク、ネックレス、プレスコットなどの副葬品
アブドールアジーズ王の上衣 20世紀
☆今まで何度か訪れていたが、今回は多くの欧米人の方が見学しているのに驚いた(入館者の1~2割)
☆約12万件の収蔵物を有するので、展示できる数が限られ、時々訪れる程度では見る機会が少な過ぎる。
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