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浅草寺の手水舎

2019年02月17日 | 東京エリア

浅草寺参拝前に手や口を洗いきよめる所が、手水舎(てみずや)で、浅草寺では「お水舎みずや」と呼ぶ。
                   [手水鉢:八角形錆御影石造り]


天井絵は、「墨絵の龍」東 韶光 画。

手水舎に立つのが甲冑を身に着けた沙竭羅龍王(しゃらりゅうおう)像。
龍が巻きついて、天井の龍とにらみ合っている。
原型は高村光雲仏師、鋳造は津田信夫氏。明治36年(1903)東京市が境内の噴水池に造献したもの。

この沙竭羅龍王黄龍の像は、はじめはご覧のように本堂の裏手の噴水泉にあって、噴水口に立っていた。


中央に噴水泉、右奥に地蔵堂(六角堂)、左奥にいまはない善光寺如来堂を望む。     [ 当時の地図 ↑ ]




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6 コメント

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お早うございます (延岡の山歩人K)
2019-02-17 07:02:03
浅草寺の手水舎
ご解説いただいて 初めて知りました
浅草寺ご参拝に 行ったら
先ず 線香の香りと煙に 誘われます

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(延岡の山歩人K) さん へ (iina)
2019-02-17 09:16:44
浮世絵「神奈川沖浪裏」 の モチーフを 、カメラに収めるとはアイデアです。見慣れたiinaは、納得します。^^
            由布岳が富士山の代わりです。素晴らしいの一言です。ワンダフル


浅草寺手水舎の沙竭羅龍王(しゃらりゅうおう)像は、明治には本堂裏手の噴水泉・噴水口に立っていたのですねぇ。
絵葉書に見えるお寺は本堂ではなく、善光寺如来堂です。勘違いしやすいですから、念のため・・・。

   (山歩人K)さんの当該ブログ記事のアドレスをコメント上の(iina)URLに置きました。


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Unknown (ムツゴロウ)
2019-02-17 19:29:32
手を洗う所を、手水舎といって「てみずや」と呼ぶんでしたか。

高村光雲は、光太郎のお父さんですね。

いろいろと勉強になります。
 
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(ムツゴロウ) さん へ (iina)
2019-02-18 18:02:57
手水を「ちょうず」とも読ませます。
         神仏を拝む前ですから、トイレ後に手洗いする「ちょうず」では抵抗があります。
浅草寺では、「おみずや」と呼んでいます。


高村光太郎の奥さん「智恵子は東京に空が無いという」 
          ところが、浅草寺本堂・裏手の境内に江戸の空が残っています。
ビルが目に入らず広い空が見えます。これを、浅草出身の永六輔が自慢してました。^^



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手水舎 (比企野)
2019-02-19 19:20:40
テミズヤ、テミズシャ、チョウズシャ、チョウズヤ・・・いろいろあるようですね。
御手洗舎・・・なんていうのも。

つい最近まであそこは水を飲むところだと思っていました。実家の宗教は神道です?

いつもコメントありがとうございます。
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(比企野) さん へ (iina)
2019-02-20 09:27:58
新鮮なホタテ丼が、おいしそうです。^^

きのうは、天気に恵まれたのを幸いに江の島に富士山を拝みにまいりました。
     お昼に、寿司を食べましたが、ホタテの注文を忘れてました・・・。

    (比企野)さんの当該ブログ記事のアドレスをコメント上の(iina)URLに置きました。

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