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もののはじめblog

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必ずコメントに参ります by iina

グラン・トリノ

2009年05月09日 | 映画
好い映画だった。
宣伝に押されてでかけたら、最前列2列がパラパラなのを除けば、他は満席。
観終えて、じんわりとくる内容。


「グラン・トリノ」は、フォードの1972年の名車。
主演クリントイーストウッドは78才というが、主人公を名車の気骨とダブらせ好い味。ラストの歌が、また好い。
その余韻ゆえに、エンドロールに席を立つ者がない。

はじめは本作を観る予定ではなかったため、雑音に耳をかした。
そこから、結末を予感できた。その後、その結末ではないようにも思えたが・・・。
鑑賞前の雑音は避けるべきだが、それを差し引いても好い映画だった

おすすめです

この映画を観て、なぜか漠然と小学生のときの印象深い講演会を思い起こした。
台湾の高砂族から、人食いの慣習をやめさせるはなしだが、もちろんこの映画と関連はない。


[反転]↓
あるお坊さんが、高砂族に人食いの慣習をやめるように促す。
しかし、その後も絶えることはなかった。
そこで、お坊さんは、仕方なく今度こそ最後の人食いにして
以降はやめるように誓わせる。
指定した場所に指定した衣装を着た菅笠をかぶった者が来たので、
その者の首を刎ねた。
その首を見たところ、・・・
   お坊さん自身であった。
嘆き哀しんだ高砂族は、これを最後の首切りとしこの慣習はなくなった。

iinaが連想したに過ぎず、映画とは何の関連もない。

「俺は迷っていた、人生の締めくくり方を。少年は知らなかった、人生のはじめ方を。」


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コメント (14)    この記事についてブログを書く
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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いつ (マスター)
2009-05-09 08:07:35
こんにちは、iinaさん。
喫茶ネバーランドのマスターです。
GWも後半戦・・・如何お過ごしですか・・もしかして海外旅行中だったりして?!私はETCをフルに利用して神戸に遊びに行きましたよ。意外と思ったよりは混雑を感じませんでしたね~。マ~想像していた混雑程ではなかったと言った方がいいのかもしれませんね。ハハハハハハハ・・・・。後半のこれからはゆっくりお家でのんびりするつもりです。大好きなPCと本でも読みながらネ♪ ?そうそう今回のレスの主は・・・『満月のお知らせ』デス。5月の満月は・・・5/9(土曜日)。昨日もとっても綺麗に満丸お月さまがニコニコ顔で微笑みかけてくれてましたね。明日も今日のように晴れたら良いのですが♪ハハハハハハハハ・・・・・。GW中遊び疲れた心身をお月さまで癒してくださいな!

では今日は”ロウレイズティーのアプリコット”をご馳走しましょう。インド・中国茶のブレンドにスペイン産アプリコットの甘酸っぱい香りを加えた・・・そう・・・ちょっぴり恋の味に似てるお茶なんですよ。ではではゆっくり恋物語をお楽しみください・・・・♪
                   マスターより  
返信する
ぜひ観たいね~ (鷲谷芝嵐)
2009-05-09 09:49:02
クリントイーストウッドも78才ですか~、
渋い演技を観たいです。
返信する
グラン・トリノ (motoko)
2009-05-09 16:09:54
今日は。
私も、見てきましたよ・・・。
隣町の映画館で、館内は10名ほどでした。
最初は、憎たらしい役でしたが・・・隣家の
モン族の少女が、いい味を出していました。
ラストは、悲しい結末でしたが、主人公の隣家に対する思いやりを、印象付けた映画でした。
今年初めての、映画でした。
これからは、映画館にも足を向けて、と思っています。
返信する
コメントに 返事 (iina)
2009-05-09 22:22:26
マスターへ
ETCで高速利用が増えたそうですが、マスターも混雑に巻き込まれずに
愉しんだとは、よかったです。
9日の満月は、曇っていて見れなかったけどお知らせをありがとう。
iinaは、いま毎日が日曜なので、GWは出かけずに家で庭いじりしていました。
明日は、都心に出向きますが、新型インフルエンザに用心してきます。
紅茶を飲むと予防になると好いのですが・・・。



(鷲谷芝嵐)さん へ
カーネーションだからといって、
~ね~ 
       「車の中でした寝小便」なんて・・・
        お下品ざます !


(motoko)さん へ
普通の食事から摂取しない「サボリメント」のことですね。きっと!
健康補助食品とは、悩ましいネーミングです。
よほど健康を補佐してくれそうに思えてしまいます。
「グラン・トリノ」は、好い映画でした。
食事は、チャント・トリノということでしょう。きっと。
返信する
墨映画(BOKUEIGA) (de-nory)
2009-05-09 23:08:56
こんばんは、iinaさん。
TBありがとうございます。
いい映画に出会えるとうれしくなります。
そんな1本です。
クリント・イーストウッドにはまだまだ活躍してほしいですね。
返信する
はじめまして~ (ひめじっこ)
2009-05-10 07:08:47
トラックバックありがとうございます!

本当に好い映画でしたね。
でも実は私、
初めの数分間はあまり面白くなくて寝ちゃたんですよ~
主人公が変わり始めたところから目が覚めたんですけどね、
そこからラストまでがスゴイ見応え!
しまった!
寝るんじゃなかった!
と後悔する程の感動作でした。

私がこの映画を観て思い起こしたのは忠臣蔵。
ただ前日に赤穂義士ゆかりの地を訪れていただけなんですけど・・・
赤穂侍とクリントイーストウッドがダブって見えました。
返信する
コメントにお礼 (iina)
2009-05-10 08:07:27
(de-nory)さん へ
クリント・イーストウッドの最後の作品との触れ込みですが、題材をみつけると
再び創りたくなるような気もします。きっと。
それを期待したいと思うほど、最近は好い映画を出しています。
NEXT ONE !


(ひめじっこ)さん へ
お金を払って観る映画館で寝るとは、・・・。

この映画から「忠臣蔵」を連想でしたか、荒木又右エ門の助太刀の
ような気もしますが、赤穂義士ゆかりの地訪問の後ならありえます。

いつものクリント・イーストウッドならあり得ない行動パターンでしたから、
意外性で締めくくり感動を呼び込みましたね。
見逃してしまった「チェンジリング」を観てみたくなりました。
返信する
TBありがとう (hide)
2009-05-10 11:30:18
「グラン・トリノ」ではモン族が登場しましたが,少数民族は他にもいろいろいますよね。私は,中国を旅行したときに桂林の中国少数民族博物館で学芸員さんから聞いた話を思い出しました。中国は大多数を占める漢民族の他に少数民族が代表的なものだけでも10以上あり,経済力がないために教育が十分受けられないまま都会で不法労働をせざるを得なくなっている子どもが多いとか。50年くらい前の日本の問題に通じるものを感じました。
「グラン・トリノ」の中で,人種差別的な発言が多く出てきましたが,そんな発言をしながらも多くの民族を受け入れて,それなりの国を作り上げているアメリカという国についても,いろいろ考えさせられました。
返信する
TBと コメントに返礼 (iina)
2009-05-11 11:50:43
(自主映画制作工房Stud!o Yunfat 映評のページ)さん へ
しっくり観ることのできた映画でした。
なるほど、その一因に登場人物たちが分かり易いということもありますね。

(映画批評ってどんなモンダイ!) さん へ
そうですね、クリント・イーストウッドのキャリアと主人公が重なり、様々な伏線が
ある予感をもたせます。
最後に意外な結末を置くことによって感動に導いていますが、まったく
気にならず自然に受け容れられます。

(KASHIWA一市民)さん へ
また、きっとテーマをみつけて撮りたくなるでしょうね。
本人のインタビューでもそんな受け応えをしていました。
巧くテーマを掘り起こしてきますね。
直前に公開した『チェンジリング』を観たくなりました。

(★☆ひらりん的映画ブログ☆★)さん へ
何もかも許せない頑固で偏狭な男を、散りばめることで、ラストが活きますね。



(hide)さんのコメント へ
人種差別的な発言がたくさんありましたが、テーマを際立たせるための
ひとつの手法だったと思います。
主人公は、やさしいですね。
返信する
トラ・コメどうもでした (ひらりん)
2009-05-12 15:37:01
時代が変わっていく中で、忘れてはいけないもの・・・を隣人に見出した不器用な主人公。
クリント・イーストウッドの歳だからこそ描ける作品なのかなーーーと思いました。
返信する

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