山本周五郎と宇崎竜童の組合せは、普通なら考えにくい。
ところが、竜童自身さえ映画に出演したのが周五郎原作の『かあちゃん』だけという。勿論、音楽も兼任。
周五郎作品の中で、人情味溢れる時代小説の傑作だと評判の高い『かあちゃん』ということは識っていたが、それが映画になっていたなんて知りもしなかった。
ところが一昨日に、BS放送されるというので、他のテレビ番組を封印して観た。
白黒とカラーの中間のような色・シルバーカラーの抑えた映像が時代背景を醸していい味がでていた。
主人公かあちゃん“おかつ”を演じるのは、岸惠子。
小沢昭一、中村梅雀、春風亭柳昇、コロッケ、江戸家小猫の個性的な顔ぶれが落語の長屋のように演じる。
監督が、大人の童話『ビルマの竪琴』を二度も映画化した市川崑が担当したというのも納得できる気がする。
この映画のクライマックスは、もちろん周五郎が「ただ一行のために、」と描いたこと。
ちょうど周五郎作品の「彦左衛門外記」を読み終えたところだった。
ところが、竜童自身さえ映画に出演したのが周五郎原作の『かあちゃん』だけという。勿論、音楽も兼任。
周五郎作品の中で、人情味溢れる時代小説の傑作だと評判の高い『かあちゃん』ということは識っていたが、それが映画になっていたなんて知りもしなかった。
ところが一昨日に、BS放送されるというので、他のテレビ番組を封印して観た。
白黒とカラーの中間のような色・シルバーカラーの抑えた映像が時代背景を醸していい味がでていた。
主人公かあちゃん“おかつ”を演じるのは、岸惠子。
小沢昭一、中村梅雀、春風亭柳昇、コロッケ、江戸家小猫の個性的な顔ぶれが落語の長屋のように演じる。
監督が、大人の童話『ビルマの竪琴』を二度も映画化した市川崑が担当したというのも納得できる気がする。
この映画のクライマックスは、もちろん周五郎が「ただ一行のために、」と描いたこと。
ちょうど周五郎作品の「彦左衛門外記」を読み終えたところだった。
かあちゃんといえば、「おっπ」ですものね。
こんど読んでみたいと思いました。
かあちゃん~響きが気に入りました
あまり分からなくてすいません 読書の秋だよん
背景も秋ですね いいわ☆
さっそく受け取りに行ってきます。
どうも有り難うございました。
私は、この小説を読んだことはありませんが、この1行で「かあちゃん」の雰囲気がわかるような気がします。
「かあさん」ではなく「かあちゃん」という下町人情もあふれているような…。
機会を作って読まなければ、そして観なければいけないですね。
「おっπ」は、πさんの専売特許でしたね。
山本周五郎の小説群は、感動につつまれています。
(まみ) さん へ
転勤先での生活も落ち着いたようで何よりです。
山本周五郎の本が映画化されていたのです。
周五郎作品は、黒澤明が沢山映画にしていますが、市川崑もこの作品を
自分で撮りたかったと語っています。
(ippu) さん へ
国立演芸場で寄席とは、格調が高いですね。
ココでは聴いたことはありませんが、ときどきBSがココでやったのを放送します。
「かあちゃん」を早速に本とDVDを予約とは、素早いです。
好奇心旺盛は、若さを保つ秘訣ですね。
(銭無のとっつあん) へ
近畿地方は、歴史が永いので至る所に名残をとどめていて訪ねるのが愉しいですね。
iinaは、明後日から京都にでかけます。ブログは公開予約したので途切れません。
「かあちゃん」は、新潮文庫では『おごそかな渇き』(10作)の中に収まっていました。