05年10月22日 新潟スタジアム
新潟1ー0横浜
前半38分に先制を許した横浜は、後半途中から山瀬、大島、マグロンと攻撃的な選手を投入。4バックにして攻め続けたが、新潟の堅い守りに得点を奪えず、今季10個目の黒星を喫し12位に転落した。数字上の3連覇の可能性も消えたチャンピオンチームは、降格ゾーンと6差と変わらず、残留を目指して残り6試合を戦う。
4日間の非公開練習を行った新潟。反町監督が言った「相手は分析したとおりの攻撃だった」という言葉がすべての試合だった。完ぺきに新潟に守られてしまった。
立ち上がりからマリノスが攻め続ける。奥の2度のフリーでのヘディングシュートは枠を外れる。左CKから河合がドンピシャで頭で合わせるが、枠へ飛んだシュートはDFにはね返される。中盤であっさりパスが通るシーンもあるが、後が続かない。最初は攻め込んだ隼磨もだんだん消えてきている。
リマに強烈なFKを放たれ、達也がキャッチしきれずはじく。失点はその後だった。ワンツーで中沢がかわされ、エジミウソンがシュート。松田の体に当たって方向が変わったボールは、パチンコ球のように左右のポストを直撃した後、ゴールインした。
後半7分に山瀬と大島を投入。いきなり大島がビッグチャンスを迎えるが、シュートはGKにはじき出される。
14分にはマグロンを入れ4バックにしてより攻撃的な布陣として同点を狙う。マグロンのキープ力でボール支配はできるが、シュートまでもっていけない。後半のシュートは15分までで5本。しかし残りの30分では4本しか打てていない。
最後は松田をトップに上げてクロスを放り込むが、ゴールを脅かすことはできなかった。
「攻撃が単調になってしまった。もっと攻撃のバリエーションを増やさないと」と坂田は言う。坂田自身はサイドへ開き好クロスを上げた。しかし右サイドの隼磨の突破はこの日は見られず、クロスも左足で上げさせられるシーンが目に付いた。
攻め続けても点が取れず、ワンチャンスで先制される。反撃に出るがどうしても得点が奪えない。そして終盤のパワープレー。それでも勝てない。敗戦はほとんどが同じパターンだ。
「選手には責任はない」と言う岡田監督。さて、どうする?
ストレスがたまる一方のマリノス戦観戦。この日はテレビ観戦だったので詳細は分からないが、終盤のパワープレーをのぞけば、それほど悪い試合ではなかったと思う。久々登場の上野も良かったし、那須も幅広くカバーしていた(パスミス2回はいただけないが)。
今回の試合前に誰も子供が生まれなかったのが敗因かな?
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