お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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その(1)より続きます

せきれいの道

都筑緑道周辺の地図です

雑木林に囲まれた「ささぶねの道」を進むと、右手に「葛ケ谷(くずがやと)公園」がある。

 ここには大きな石のモニュメントがあり、遺跡の雰囲気を漂わすところらしいのだが、そんな事はまったく気が付かないまま通り過ぎてしまった。コースがほとんどじゃり道だったので、走る方に気を取られていた。このコースは、ロードレーサーじゃつらい道だ。走るたびにタイヤにはじかれた小石があちこちに飛んでいく。

 小さな池を通り過ぎると一般道と平行に走るようになるが、その先を左手に降りるとまた林に囲まれた道となり、やがて茅ヶ崎公園に出る。

 ここは里山の自然環境を保存する自然生態園があり、自然観察にはもってこいの場所。時間があれば自転車を降りて歩いてみたいところだ。

 茅ヶ崎公園のプール入り口付近にある妙なモニュメントを過ぎ、カーブを曲がっていくと「せきれいの道」となり、せせらぎ公園に入る。

  せきれいの道
  茅ヶ崎公園、せせらぎ公園、早淵公園を結ぶ緑道がせきれいの道です。
 豊かな緑陰風景と街なみ景観が望める変化に富んだみちです。
※ここだけ「結ぶ」が漢字。また「望む」は「臨む」の間違い




緑道沿いのレストラン
 走りながら右手を見ると、しゃれた感じの商店街がかいま見える。何だか、これまで「これが横浜?」と思えるような林の中をずっと走ってきたせいか、別世界のように感じる。このあたりは仲町台。「グルメの街」だそうで、一休みするにはいい場所だ。なかでも緑道沿いにあるレストランは、外で緑を見ながら食事できるようになっている。10月初めにここを走ったときは、天気も良かったせいで大勢の人が食事を楽しんでいたが、この日は雨。それもここにさしかかった時に降りが強くなった。当然ながら誰もいないし、店員はテーブルやイスを片づけ始めていた。

 せせらぎと小さな池を過ぎ、凝った作りのトンネルをくぐると、今度は大きな池が見えてくる。水鳥が泳ぐこの池の周りには桜の大木が30本ある。7月ごろには池一面にスイレンの花が咲くらしい。また池の奥には、江戸時代中期から後期の民家を復元した古民家がある。「緑道マップ」によると、タキギヨケと呼ばれる炉端のある横浜独特の民家だそうで、伝承行事や自然の恵みいっぱいのイベントやホタル狩りが行われるという。

 せせらぎ公園を過ぎると、右手に住宅地、左手にグラウンドが見えるようになる。雨でも元気に野球をやっていた。このあたりからコースは舗装道となり、終点の早渕かなりあ公園まで一気に下り降りることができる。

 降り切ったところに「加賀原バス亭まで8.7キロ」と書かれたスタートポイントがある。本来はこちらから行くのがスジなのだろうか。でもいきなり上りじゃ辛いよね。

その(3)へ続きます

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