| あれ、鶴見川にでちゃった | ジャージもウインドブレーカーもいらない。ネックウオーマーもイヤーマフラーもいらない。厚手のグローブもいらない。ヘルメットも・・・、いや、これはいる。どんなに暑くても、絶対かぶんなきゃ。
春のようなポカポカ陽気。風もない。さあ、走るぞー。
いらないものをデイバックにすべて入れて、帰りのナイトランのためにリアキャリアにくくりつけ、国立競技場を目指す。
前日が仕事にもかかわらず、仕事に行くときよりも早い午前10時に目覚めた。睡眠時間は4時間ほど。「もう起きるの? 大丈夫?」。カミさんは心配するが、チャリンコのときはなぜか大丈夫なんだな。だって、大人の遠足だもん。
R246を走らないでとりあえず多摩川まで行くことにした。
ところが、早く起きた割りにはMTBのリアキャリアを付け替えたり、サイコンを新しいのに取り替えたりで意外に手間取って、出発は12時を大きく回ってしまった。
R246を少しだけ走り、恩田川を越えたところで側道に入り、左折。恩田駅を越え、中恩田橋の交差点を右折した。
この道がサイコーだった。アップダウンの繰り返しだが、車の通行量も少ないほぼ直線の一本道。アップはゆっくり登っていい汗かき、ダウンはペダルを思い切り回して爽快感を味わう。登りが多く時間を食うので、通勤の際には使えないが、休日に多摩サイへ行くときは「この道!」と決断させるに足る気持ちいい道だ。
どこまでも続けばいいこの道も、最後は農道となり、鶴見川にぶつかるところで行き止まりとなる。
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