お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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●月日 06年3月11日(土)
●目的地 湘南平
●ルート 自宅~綾瀬~(中原街道)~寒川~神川橋~(R129)~(R1)~湘南平~(渋田川)~(歌川)~戸沢橋~海老名~自宅
●距離と時間 天気 晴れ
       出発 午後12時20分ごろ
       距離 81.73km
       平均時速 20.8km/h
       走行時間 3時間55分26秒
       最高時速 63.0km/h
       ※06年の通算 1347.65km
綾瀬、寒川経由で湘南平へ
R1から見た湘南平。ここだけぽこんと盛り上がっている
 今年の1月8日に初挑戦して、見事に返り討ちにあった湘南平(前回の様子)。12%の激坂もあり、たった2キロ程度だが150メートルを登る。そのリベンジを果たしに、春を思わせるな陽気のなかを走った。

 やはりBD-1では無理だと思い、今回もMTBで行くことにした。前回との違いはタイヤをスリックにしたということだけ。あとはエンジン次第だ。

 午前中になんだかんだと用事があり、出発は午後12時20分ごろとなった。

 この日はいつものルートではなく、大和駅を過ぎてそのまま南下し、高座渋谷駅付近を右折。引地川、蓼川を渡り、綾瀬市内を通ってみた。適当に路地を入って南西を目指すと、長後街道(県道22号線)に出て、用田の交差点にたどり着く。

 そこからは中原街道を走り、岡田の交差点を右折。寒川駅の目の前を通り過ぎ、藤沢平塚線(県道47号線)を走ると、すぐに相模川。神川橋を渡って、R129に入り、榎木町交差点を右折してR1を進む。

 しばらく走って花水川を渡ったところに「湘南平」の看板がある。

壁となって迫る12%の坂
見通しが良すぎる12%の激坂
 さあ、再びやってきた。ここまでの約40キロを、ただあの坂を登るためだけに1時間50分ほど走ってきた。今日こそは登ってやる。でも、やっぱりだめかな。達成への期待と挫折への不安。そんな思いで高根の交差点を曲がっていく。

 登りはここから始まるが、まだ緩やかだ。

 「湘南平」の看板があるところを左折すると、坂はだんだんと急になってくる。前回はもうこのあたりでダメだった。その地点はクリア。ギアは当然、インナーロー。これ以上軽いのはない。

 そして、出た~。勾配12%の一直線の坂。今回も壁に見えた。あそこまで登るのかよ~。で、曲がった先にも坂は続くのだ。

 自分との闘いが果てしなく続く。もうダメだと何度思ったことか。腕が痛い。腰も痛い。足を着きたい。しかし、ここで足を着いたら、あの絶景を思い切り楽しめない気がした。

 不思議と脚は大丈夫だった。これが救いだった。やっとのことで重い重いペダルをゆっくりと回し続ける。

 時速はもう5キロまで落ちている。まっすぐも走れていない。ヨロヨロしながら、歩くように登っている。前を見たら、年配の夫婦がゆっくり歩いている。抜かすためには、大回りしなくてはならない。ちょうど直線の坂の頂上付近。ここが一番辛かった。おじさん、おばさんよ、一列で歩いてくれよ。

 前回、足をついたことろはすべてクリアし、直線の坂は登りきった。

 はっきり言うと、この坂見た瞬間、登れるとは思わなかった。これをクリアしたことで、リベンジの可能性は一気にハネ上がった。

登った! けど15分かかった・・・
お約束だそうです。でもちょっと恥ずかしい・・・
 さらに坂は続く。しかし、勾配は若干緩くなる。それでもギアはインナーロー。時速は6~8キロと多少アップするが、亀の歩みには変わりない。

 このあたりは前回も登れたところ。スピードは遅いが、行けそうだ!

 勾配はさらに緩くなるが、下の駐車場から上の駐車場までが再びきつくなる。でも、先は見えている。自分との闘いはあの直線で終わっていた。やったぞ! 登ったぞ! リベンジしたぞ!

 時間は高根の交差点から駐車場入り口まで約15分。たぶん、ロードで登る人たちの倍近くかかっているだろう。でも登れたことには変わりない。エンジンの性能はだんだんと良くなってきているようだ。

絶景!
丹沢方面
 この日は前回と違い、すがすがしい気分で展望台に登る。あいにく富士山は見えなかったが、丹沢方面の山々ははっきり見えた。今度はあそこか・・・。

こちらも絶景!!
はるかに江ノ島も見える
 海側へ目をやれば、江ノ島まで見渡せた。

 しばらく雪辱の余韻に浸る。そして猛スピードであっという間に下り降りる。最高の気分だ。

泉の森でのんびり
自宅近くの泉の森。引地川の源流もあります
 帰りは渋田川から歌川の川沿いを走った。主に左岸を走ったのだが、ほとんどがダートのためスピードは出せなかった。行きは向かい風だったので、帰りは楽チンと思ったが、あてが外れた。

 歌川沿いの土手道もなくなり、適当に舗装のいい道を選んで走っていたら、見覚えのある交差点に出た。そこは戸田の交差点で結局、戸沢橋に続く道に出ていた。最近の方向感覚は冴えているようだ。再びふぉあぁさんの自宅の前を通り、あとは産業道路を30キロ越えの巡航で走り、海老名から大和へというルートをとった。

 早く帰ってもこの日は家族の誰一人として家にいないことが分かっていたので、自宅近くの泉の森でしばらくのんびりしてから帰宅した。

 あぁ、ビールがうまい!!



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