お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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06年3月25日 日産スタジアム
J1第5節 横浜1ー3浦和 5万572人
バックスタンド2階中央付近で観戦



青と赤の明暗。人数で負けて声で負けて、試合にも負けた・・・


 試合開始前に何かトラブルがあったようだった。
 
 この日は娘が2人とも観戦に来てしまったため、2つあるバクスタ1階のシーズンシートを譲り、私はバクスタ2階のSB席でのひとり観戦となった。

 7階のコンコースでビール飲んでいたら、怒り狂ったマリサポが、他の冷静なマリサポに抱きかかえられるように歩いている。何が起こったんだろう? 

 顛末はこうだった。

 本来ならマリノス自由席となるはずのバクスタアウエー側1階に赤サポがあふれてきたようで、横断幕も移動させられたようだ。

 ここは日産スタジアム。赤が多いからって、好きにさせていいのか。俺たちのホームだぞ。フロントは何をやっている。何のためのビジター席だ。アウエー側バクスタ寄りサイドスタンドはガラガラだった。なのに何で中央付近まで入れるんだ。おまけに私が座ったホーム側にも赤がいてフラッグを振っている。どーいう神経でホーム側のチケットを買うのか。私にはまったく理解できない。さらに言うと、ルールが守れない人は最低だ。

 そういう相手に完敗してしまった。これほどの悔しさはない。ここまで4連勝。すべて勝てるわけではない。いつかは負ける。しかし、その相手は赤以外であって欲しかった。

 前半終了間際の失点までは、いい感じの試合だった。

 キックオフからは攻め込まれたが、10分過ぎぐらいから、中盤でマグロン、奥などが相手ボールをカットし、だんだんと形になってきた。

 しかし、お互いにシュートまで持ち込めない展開が続く。デフェンスは赤も意外と堅い。このままスコアレスで前半は終了し、勝負は後半か? しかし、最初に失点したのは、鹿島を完封したマリノスだった。

 マリノスのCKチャンスがつぶれ、逆襲にあう。吉田があっさりヘッドで逃げる。一転して相手CKとなる。赤のCKはゴール前の混戦から、山田の足もとに。落ちたところが悪かったとしか思えない失点だった。

 その直後、松田がドリブルで駆け上がりミドルシュート。入るわけないよと思ったが、GKが必死にはじき出した。あれ、惜しかった? 

 1点ビハインドで前半は終了した。

 トイレの長い行列に並んで席に帰ると、もう選手が出てきていた。

 後半の交代はなし。相変わらず勝負しない吉田はそのままピッチにいる。まったくポストプレーができないでいる久保も同様だ。

 そしていきなりの失点。カウンターを食らい、勇蔵が競っていたポンテが見事なヒールパス。通ったところで勝負は決まった。ワシントンがそのまま持ち込む。松田が必死に食らいつく。エリアに入って、フェイントかけられ、松田はピッチに横たわる。あ~あ。0-2だ・・・。

 そして隼磨の登場。清水も奥と交代で同時に入る。後半9分だった。さらにその20分後、大島を入れ、4バック、3トップにして総攻撃を図る。松田はボランチに入った。

 後半に起こったことは思い出したくない。久保のプレゼントトラップ。アレックスにエリア内で抜かれたにもかかわらず足を止めた隼磨。ピンチにも立ちつくすだけのディフェンス。達也のワシントンへのナイスパス。明らかなワシントンのハンドをスルーした片山主審。赤のゴール前でのハンドも微妙な判定だったぞ。

 達也は、自ら招いたピンチを防いだことも含め、ナイスセーブを何回か見せたので許してやろうか。清水もよく走った。ヘディングシュートを決めた大島はいい仕事をした。久保よりこの日は良かったぞ。1点差になって、松田がドリブルでボールをセンターサークルまで戻した時は、奇跡が起こるような気がしたんだけどなぁ。上野も鋭い飛び出しを何度も見せた。交代させることはなかったと思うが。

 マルケスは後半になってようやく自分の形になってきたけど、赤の強いデフェンスには得意のフェイントも通じなかった。吉田はもう先発しなくていい。今日は一度も勝負しなかった。そんなサッカーは見たくない。

 マグロン。相変わらず良かったよ。勇蔵はいい勉強になったね。前半は競り負けてたけど、後半に入って徐々に良くなった。中沢はたいしたもんだ。2階までボール投げちゃったよ(って、試合には関係ないけど)。

 浦和レッズは強かった。これは事実だ。長谷部の3点目は余計だったが、仕方ない。入った瞬間、浦和陣内にはトリコロールが4人残ったまま。フリーの選手ができてしまうのは覚悟の上だった。

 さあ、初黒星を糧に、水曜のナビスコ杯からやり直そう。

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