<J1:横浜F・マリノス0-0アルビレックス新潟>◇11月24日◇第33節◇日産スタジアム
何度か迎えた決定機。「よっしゃぁ〜!」とガッツポーズしようとする手がそのまま頭を抱えるシーンが続いた。ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベルのブラジル人アタッカーのシュートはことごとく新潟GK小島亨介にはじかれ、ナム・テヒの狙い澄ました右足シュートはポストに嫌われた。終盤は中盤が間延びしてカウンターを受ける展開となったが、前半から外しまくっていた新潟のシュートは、この決定機でも枠をとらえきれず。何とか無失点にしのいだが、1点取れば勝ち点3がゲットできる試合は痛恨のスコアレスドローとなった。
試合終了。肩を落とす横浜イレブン
前半からセンターバックで好守を見せていた角田涼太朗。空中戦で相手と頭部が激突して倒れ込みながらも必死に起き上がり、後半途中から左サイドバックに入った時にはフェースガードを取って挑む姿にヒーローになる予感がしたんだけどなぁ。残念。
勝てば首位ヴィッセル神戸を勝ち点1上回り、暫定首位となる一戦。それが痛恨の引き分けとなり、2連覇はほぼ絶望的となった。そう言えば10年前、勝てば優勝の1戦で0-2で敗れた相手も新潟だった。この時は続く最終節で川崎フロンターレにも敗れ、サンフレッチェ広島に優勝をさらわれた。鬼門としかいいようがない。金Jなのにアウェー2階まで進出した新潟サポの勢いにやられちまったか。
そして翌25日。神戸はホームで名古屋グランパスを2-1で下してJ1初優勝を成し遂げ、横浜のリーグ戦は終戦した。あと1週間、夢を見たかったなぁ。
ホームゴール裏
アウェーゴール裏。2階が開放されたのにはビックリ
トリコロールギャラクシー
この日はホーム最終戦
昼間は気温が20度以上まで上がるポカポカ陽気。夕方になっても18度ぐらいあり、夜は寒くなるという予報だったが、バクスタ2階席は風もなく、完全防寒態勢だったこともあって寒さは感じなかった。さすがに帰りの鶴見川サイクリングロードでは11度ぐらいまで下がったけどね。
帰りはちょっと冷えたかな
これでホームゲームは終了。日産スタジアムの試合は全試合観戦し、11勝2分け2敗。2敗の相手は川崎Fと神戸。やはり神戸との大一番に完敗したことで最後の最後で届かなかった。仕方ない。さぁ、切り替えてACLだ。アジアを勝ち取ろう!
クラブによると「この日の入場者数3万4335人で、今シーズンのJ1リーグホーム総入場者数が47万1164人となりクラブのシーズン最多入場者数記録を更新」(現行の34試合制における記録)とのこと。器が大き過ぎるのでそんなに入ったとは思わなかったなぁ。え? 今日って浦和レッズ戦(3万4035人)より入ったのか。すげぇな。ちなみに今季最多は川崎F戦で4万2772人だった。来年も優勝争いして、また6万人超が入る日が来るといいな。
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