7月3日、走り出してしばらくの所にあった気温表示を見ると、まだ午前中だというのに33度。道志みちを走るつもりで国道412号を北上していたが、ここは日陰たっぷり天然クーラーの裏ヤビツでしょ、ということで関の交差点から宮ケ瀬湖へ向かう。
関の交差点まではどこを経由しようかと迷いながら結局、厚木の荻野付近から国道412号をひたすら走った。この道は中津川の釣り場、同じく中津川の愛川大橋、串川の串川橋へ向かって気持ちのいい豪快な下りが3度ある。ということは辛い上りが3度あるということ。特に愛川大橋からは半原日向の先からオギノパン手前までは登坂車線も現れるキツさ。素直に中津川沿いを走っていれば、上りは1度で済んだのにねぇと悔やんでも後の祭り。あ〜ぁ。
宮ケ瀬湖畔園地でひと休み。やまなみセンターの屋上からダム方向を眺めていて、ふと振り返ると、おぉ、あじさいじゃないか。ここにもあったのか。来年は見ごろの時にやってこよう。
宮ケ瀬湖畔園地
宮ケ瀬湖畔園地のあじさい
裏ヤビツへの入口は宮ケ瀬北原交差点。この手前に猿が数匹いた。この付近で出会ったのは初めて。目を合わせないよう、何気なく通り過ぎる。もしかして裏ヤビツにもいるのかなとやや不安になったが、下ってきているライダーが何人かいたし、車やバイクも時折走っていたので、まあ大丈夫だろう。
ヤビツ峠へ向かう県道70号に入り、最初に気がついた距離表示が29.5キロだったかな。多分国道246号の名古木交差点までの距離だろう。表は11.8キロなので、え?、ヤビツ峠まで18キロもあるのかと今さら驚く。長いんだねぇ。といっても、札掛までの11キロほどは傾斜が緩く、ここから上り本番といったところ。そして残り2キロとなる「気まぐれ喫茶」(この日はお休みのようでした)から「護摩屋敷の水」の間の500メートルほどが勾配10%の激坂区間。最後の1.5キロは5%前後の勾配とまた緩くなる。
台風被害で長らく通行止めが続いていたが、昨年12月に全面通行止めが解除された。この日は補修工事で一部区間が片側交互通行となっていたが、工事は3日まで。つまり今日が最終日だったようだ。所々で舗装やガードレール、法面が新しくなっているのに気がついた。結構な個所で土砂崩れが起こっていたようだ。
護摩屋敷の水をボトルに入れようとした時、「塩素等による消毒がされていないため、生水での飲用は避けて下さい」という注意書きに気がついた。あれ、昔は飲んでたよなと思ったが、この日の夜は孫たちと焼肉を食べる約束があり、ここで腹をこわすわけにはいかないので断念した。
道中では何度か写真ストップしながらのんびり上った。日陰は涼しいし、滝の前を通るとひんやりしてまさに天然クーラー。猛暑日は裏ヤビツに限るねぇ(^o^) ま、下って下界へ出ると地獄だけどね(T_T)
裏ヤビツ
裏ヤビツ
裏ヤビツ
裏ヤビツ
気まぐれ喫茶はお休み
護摩屋敷橋。左手に湧き水
護摩屋敷の水
ヤビツ峠
ヤビツ峠の標高は761メートル。さらに少し階段を上った先にあるのが「ヤビツ峠レストハウス」。秦野市が整備し21年7月にオープンした。初めて行ってみたが、階段下のメニューでは値段が分からず、上って店まで行かなくてはならない。で、よいしょよいしょとぬかるんだ階段を上って店内で黒板に書かれたメニューを見ると、名物のカレーが1300円とある。微妙だなぁ。ちとお高くありませんかね。こういう場所なので多少はしかたないけど、もっとリーズナブルにしてほしいものだねぇ。下ってコンビニおにぎりでいっかな(^_^;
ヤビツ峠レストハウス。バイクラックもあるが、かついで上る必要がある
下りももちろん裏から。この日は平日だったけど、グループライドやソロなど何人かとすれ違った。さすが「サイクリストの聖地」。そういえば表からはもう何年も上ってないなぁ。ま、いっか。
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