ファジアーノ岡山が8日、2試合連続の試合終了間際の同点弾でアウェーで藤枝MYFCと2-2で引き分けた。前半22分、CKからDF柳育崇がフリーでヘディングシュートを決めて先制。後半30、32分と立て続けに失点して逆転されたが、同ロスタイム、DFヨルディ・バイスが起死回生の左足ボレーを決めてドローに持ち込んだ。岡山は3試合連続引き分けで2勝5分1敗となり、昇格プレーオフ圏外の暫定9位に後退した。
柳の先制シーン。何でどフリーになったんだろうと映像を見返すと、ファーから中央へ入り込む時に相手DFを吹っ飛ばしていたね。そのDFは櫻川ソロモンにも体を寄せられて転倒し、ついて行けなかった。まあ、これだけデカい選手が揃っていれば、セットプレーに強いのも当然だろう。
それにしても後半の2分間で2失点して逆転されたのは情けない。同点の直前から相手の27番MF榎本啓吾に右サイドバックのDF河野諒祐が何度か交わされて決定機を作られていた。やべぇなぁと思って見てたら、またクロスを許して同点。さらに榎本がワンツーでエリア内に進入され、シュート気味のクロスをバイスがオウンゴール。同じ所を何度も崩されてはいかんよ。柳も「1失点の後自分も含めて集中力が切れたところが2失点目につながった」と反省しているが、押し込まれた時間帯とはいえ簡単に点を取られすぎたね。
ロスタイムで追いつけたのは「まだ神様は見放していないのかなと思う」(柳)という通り。セットプレーからの2次攻撃で、相手クリアがおあつらえ向きの浮き球アシストとなった。バイスの倒れながらの左足ボレーは見事だったが、本人はほっとしただろうね。
しかし、勝てないなぁ。8節を終わり1敗しかしていないのは上出来だが、その成績なら上位に食い込んでないとね。内容云々よりとにかく勝ち点3を奪い、勢いをつけたいものだね。
|Trackback()
|