”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話・・・ビジネス編(108)

2006年09月08日 23時16分23秒 | ビジネス

本末9月8日(金)晴
「大学」はなかなか難しいですね。ちょっと息切れ状態だけど、切れのよいところまでは頑張ってみます。一度始めたことを中途半端に止めるのは自分の主義じゃないのでとにかくやるつもりです。バカな性格ですよね。でもいまさら変えることもできないので。

さて今日は伝2章からですね。

(伝2章)
湯の銘の盤に曰く、苟(まこと)に日に新たに、日々に新たに、又日に新たなりと。
康誥(こうこう)に曰く、新民を
作(おこ)すと。
詩に曰く、周は旧邦と雖(いえど)もその命維(こ)れ新たなりと。
この故に君子その極を用いざる所なし。
右伝の2章。新民を釈す。

(解釈)
商(殷)の湯王の手水洗いの銘盤に書かれている「誠に日に新たにして、心を洗い清めて旧来の悪習を除いて自らを新たにし、一度のみならず日々に新たにし、なお又日に新たにせねばならない。」日々己を新たにすることが新民を作るもとであります。また周書の康誥(こうこう)に述べられていること(人民の中に善に向かって日々新たにしている者があれば鼓舞振起させて、喜んで善をさせるようにしなさいと言うこと)もまた民を新たにすることである。また詩経の大雅文王の編にも「周は先祖后稷(こうしょく)以来歴史は古いが文王に至ってその徳を明らかにしたので天命をうけて天下を保つことができたので、その命は新たなりと言わねばならない。すなわちこれも民を新たにする効果である。それ故君子は自らが新たににし、民を新たにすると、皆善の極致に至ることができるのである。
右は伝の2章で、民を新たにすることを解釈したものである。

経一章で言う大学の道は明徳、新民、至善であるがこれらの解釈を伝首章、二章、三章でして行くわけですね。従って伝3章は至善の解釈をすることになりますがそれはまた明日にします。
伝の四章から十章までは本末の解釈から明徳の効果である格物致知・誠意・正心修身・修身斉家・斉家治国・治国平天下の解釈になります。伝四章からはまとめて簡単に説明してこの話は終わりにしたいので、今しばらくご辛抱ください。
それではまた。