めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

レッドゾーン(夏川 草介)

2023-04-02 20:01:17 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

大、大、大好きな夏川センセイの本ですが、前作 に引き続いての こちら、果たして本を言ってしまって良いものか。。。?
これに、チャラい感想など述べてしまって良いものか。。。?
というのが、感想と言えば感想なのか・・・?
(うーーーん・・・)

この本を読んでから、HP(↑) を見て、コメントを読んで、腑に落ちた。
そうか… そうなんだよな。
「自らの経験をもとに綴った、勇気の記録!」
そうなのよ。

辛くて終わりの見えない、信濃町病院にとっては理不尽な闘い、
せめてもの救いは、夏川センセイならではの『彩り』と 先生達の『ハート』が描かれていること。
だから、好きなんだよ! 夏川作品。

今回、本の中でも「うん、うん!」と思ったこと、
これは 医師として、でなく“人間” としてのドキュメンタリーだと。
そうなのよ。
読んだ人が 皆それぞれに感じるところがあると思う・・・
なんせ、主題は 生きるか死ぬかのヒトの生命なのだから。

プーチン、戦争なんかやってる場合じゃないよ!
そうだ! いいこと思いついた。
夏川センセイを来月のG7(in 広島)に招聘して、ありのままを伝えてもらうのは? 講演よ。
夏川センセイの思いのたけは、きっとG7のみなさまの魂に ガツンと響くことでしょう。
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やめるな外科医 泣くな研修医 4(中山 祐次郎)

2023-03-21 14:10:17 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

大好きなこちらのシリーズ。
前作 に引き続いて、雨野先生もついに6年目の 今作

タイトル見た瞬核、ドキっ(?!)としたけど、大丈夫。
雨野先生は 着実にキャリアを重ね、優しい気持ちも失わず、ステップアップしています。
そして、なんとなーーーーく宙ぶらりんで 関係が繋がっていたはるかとの進展、
これは いいと思うわよー。
ワタシも葵ちゃんと同じ見立てだったから。

このテの本は、(気分が)アガるねぇ~♪
間違いない。 大正解でした。
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武士道ジェネレーション(誉田 哲也)

2023-02-19 12:06:58 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

いやーーーーーーーーぁ、(興奮!)
よかった。 よかった! 良かったよぅ!
ついに、シリーズ 最終巻

冒頭は、ちょっと (へ・・?)ってびっくりしたけど、いやぁ~~~、より一層、ストーリに拡がりが出て、爽やかで、いい話。
やっぱりワタシは香織の真っ直ぐさ、潔さが 好きだーーーーーーーー(叫)
でも、早苗、香織が好きな早苗、これにも同意する位、早苗も好きだーーー。
そんでもって、香織と早苗のコンビ、つくづく最強!
2人の友情なんてもんじゃない、超越した因果(?)が好きだーーーーー。 しかも泣ける。。。

今作は、大人になった香織と早苗が ひとつひとつの課題をどう、捌いていくか?
これが次々に いい話で、どれも清々しかった。
でも、ブハっと思わず笑ってしまう場面もあったりと、多彩♪
誉田センセイ、濃いッス。
躍動感が溢れています。
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武士道エイティーン(誉田 哲也)

2023-02-17 21:53:03 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

さて、どんどん行きますよー。
シリーズ 3作目

今回のは、深かった。
いよいよ高校3年生になった、香織と早苗。
剣道の試合展開も一筋縄ではいかず、個人というよりはチームの仲間にスポットライトが当たっていたような…? 
これも良かったけど、吉野先生と桐谷先生のこと、深かった----。
2人が繋がっていたという縁もいいねぇ。

でも、1番胸を打たれたのは、香織と早苗の大将決戦、
これは、大きかった~~~。
なにしろ、ネタがデカい。
まさか、こういう展開になるとは、ちょっとびっくりもしたけれど、早苗に対する香織が素晴らしい。
グっときた。
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禁じられたメス(久間 十義)

2023-01-15 09:42:19 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

なんだか、久しぶりのような気が・・・
こんなに止まらない、ハマった本。 こちら です。
いや~~~~~~~ぁ(唸)
これは良かった!! 広かった。 深かった。

それにしても、この作品をお書きになった 久間センセイが医師ではないという、
これが信じがたいほど、リアル。
なんという豊富な医療知識、これらと この背景に繰り広げられるドラマの融合が圧巻!!
これって、ものすごい取材と準備が礎になっているんですね。

ほんと、年明け間もない今にして、もしかしたら、この本が2023年のMy ベスト1☆ に位置付くのではないかという予感がしております。。。
魅せられた1冊。
欲を言えば、東子がこのままだと薄幸で気の毒なので、1人の女性として幸せな展開を見てみたい。
続編… ありますかねぇ??
でも、ここまで完成された達成感が伝わってくるだけに、… ないか?
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俺たちは神じゃない:麻布中央病院外科(中山 祐次郎)

2023-01-09 15:32:03 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

これ は・・・
良かった! 良かった! このテの本が一番好きかもしれません。
好きだからこそ大切にゆっくり読みたいと、努力はしたけど…
(ひと息入れようと、紅茶飲むとか、アイス食べるとか…(笑))
ダメよーー、 だめ 駄目。
だって、おもしろいんだもの。
魅力的なんだもの、 の一気読み。

ワタシの中では、中山センセイ=研修医シリーズ ←めちゃめちゃ大好き!
のイメージだったのですが、もう中堅どころか、ベテランの域でご活躍されているんですね。
お写真が載っていて、ものすご~~~く嬉しかった♪

この本を書かれたセンセイの意図は、“あとがき” に書かれていて、これがまた、グッときた。。。
これが、中山センセイの本音?
でも、この作品、まっちゃんと京子先生はともかく、荒井先生も(ME)星出さんも 看護師さんも皆、素敵な方達で、
きっと、現在の医療現場で上のお立場の中山センセイならではの視点なのかな…、と 想像しました。

あ、
末筆ながら、新成人のみなさん、おめでとうございます。
(晴れ着姿のお姉さん、見たぞ~~。 やっぱりいいもんですね。)
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カレーの時間(寺地 はるな)

2022-12-18 07:15:27 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

なんだか・・・
久々に「この本、よかった!」と思う本に出逢った感じ…。
いかにも 表紙が魅力的で読む前から ワクワク♪ の こちら

てっきり、お気楽な 肩肘張らず読めるグルメ小説?!かと思いきや、------
なんか 違った。
もっと深かった。
寺地センセイの世界は、広かった。

とっても読み易くて、カレーがおいしそうで これだけでも読めて幸せなんだけど、
それだけじゃなかった。
この対比が、こういう出逢いのギャップが 本好きたる所以のわたくしめとしては、改めて寺地センセイの作家としての度量を味わえた一冊になった、
ということにて。
どうして、こういう多角的な物の見方ができるんでしょうね。
1点集中 いや、諸突猛進タイプの自分としては、こういう本をお書きになる寺地センセイの視野と心の広さを尊敬しちゃうよーー。
(年の瀬にしみじみ…。)
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走れ外科医 泣くな研修医3(中山 祐次郎)

2022-11-01 19:32:02 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

やった、やったーー!
ついに、読みました。 大好きで待ってました!の こちらの本
ちなみに 前作は こちら です。

前作、あいにくと… 内容を忘れてしまった。。(早っ)のにもかかわらず、3→ 読みだすとどんどん牛ノ町総合病院の面々のことが蘇ってくるくる♪
今回は、さすが。
雨野先生の成長っぷり、
玲先生がそれをリスペクト。これが とても嬉しかった!! (ほんと、こういう描き方って 中山センセイならではのシーンですよね。)
そして、玲先生にも大きな展開が・・・ こういうプライベートを織り交ぜたあたりが もう興味津々で・・・(笑) すごーく面白い。
そして凛子先生、いいキャラだなぁ。

今回の3を読んで、改めて思ったのは、中山センセイって すごく患者さんのことをよく見て下さっている、いいお医者さんなんだなぁ… ということ。
じゃないと、書けないよ。
こんなに深くていい話。

そして、今や「4」も出ているんですよね。(人気で まだまだ借りられず。)
しかし、過去記事を読んで ミョーに、むしろ「2」が読みたくなってしまった。(爆)
いいのか、それで。。。(笑)
いいのよ。 この本(シリーズ)、何回読んでも ええわ。= わが欲求。
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どうしてわたしはあの子じゃないの(寺地 はるな)

2022-10-16 00:45:46 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

いやぁ~~~~(唸)
ちょいと、(?!)(笑) この本、すごくよかった!!
良過ぎちゃって、止まらなくて・・・
あれまーー、お肌のゴールデンタイムどころか 日付跨いじゃったじゃないのさ。。
(犬顔ダンナは既に寝ました zzz)

寺地センセイって、ほんとすごい。
どうして、こんな、ジェネレーションギャップ(←適切な表現でないかもしれんが…)のストーリーを
いともたやすく、無理なく、読者を自然に惹き込んでしまうように創り出せるんだろう。
よかった。
こういう本は、存在価値ありありです。

でも、オバサンは お肌のゴールデンタイム超過につき、寝ます。
おやすみなさい。
寺地センセイ、ありがとう。
こんな本読めたら、多少、肌が老化したって スルーします。(爆)
いざ、寝ねばっっ。(焦)(笑)
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語りだす奈良 ふたたび (西山 厚)

2022-10-10 21:57:48 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

こちら続編 です。
いや~~~~(唸)
ほんと、いいわ~~~、奈良。
そして、ほんといいわ~~~、西山センセイ。
この本から 奈良の魅力はもちろんのこと、西山センセイのお人柄が ひしひしと伝わってきて。。。
いいなー。 西山センセイから学びを得られる学生さん達。

前作とはちょっと趣が違い、今作は 西山センセイご自身の 普段のお気持ちの持ちようとか、私生活の部分もちらりほらちと盛り込まれており、エッセイ集として より楽しめる(=深い)内容となっております。
中でも 心にジーーンときてしまったのが、将棋の谷川名人(浩司さん)のエピソード。
これを敢えて この本に取り上げられた西山センセイの思いが伝わってきて、泣きそうになりました。。。 がな。
ほんと、いいです。 西山色。
どうか くれぐれもお身体にお気を付けて、奈良(だけじゃない)魅力をこれからも発信してくださいね。
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