いかにも ワタシ好みの作品です。
今や、垣根先生の作風も、完全に変わっちゃいましたよね。
ということで、今回は こちら です。
おっと、こちら にも大きく取り上げられていますな。
垣根センセイの作品は、なんといっても登場人物の 人間臭さ が面白いです。
今回は、超高倍率により参加が叶った「人間再生セミナー 小笠原塾」への参加を通じて
≪再生≫を図るストーリーなので、紆余曲折はあるものの 明るい方へと向かってゆく
希望ある展開で 実に良いです。
読んでいて、どんどん うらなり=太郎クン が頼もしい好青年に思えてきて、
元ヤクザの柏木の 本質的な良さも、どんどん見えてきて、
このことに初めから気付いていた、定年リタイヤー組の竹崎の目もさすがと 思いました。
あと、セミナー本番へ進める参加者をふるいにかける、第一次セミナーでの講義内容も なかなか面白かったです。
ただ、かんじんの第二次セミナーの講義の方は、次第に間延びしてきちゃって イマイチだったでしょうか・・・。
今度は、このセミナーの主催者側の目から見た、裏方視点や
鷲尾・小泉・関根が中心となった人間ドラマが描かれた 物語を読んでみたいです。
ぜひ!
垣根先生、何とぞよろしくお願いいたします (^o^)