大、大、大好きな 乃南作品 (*´∀`*)
今回の は、少々昔の作品ですが、Amazonさんのレビューの評価 がとても良いことを、偶然 発見。
まだ読んだことがなかったので、早速借りてまいりました。
感想⇒ とても ∑d(d´∀`*)グッ! でした。
今回のは、読む人に情感をもたらしてくれる、ちょっぴり大人テイストの内容なので、
乃南センセイの引き出しの多さに、改めて感服させられます。
巻末の解説を 北上次郎先生が寄稿されているのですが、まさにまさしく、北上センセイのおっしゃるとおり!
6ページ位ですが、この作品を読んだ乃南ファンの気持ちが 全て綴られていて、
「北上センセイ、ありがとう!」と言いたくなるほどです。
ちなみに、北上先生が、“藤原審爾のうまさを彷彿とさせる…”と絶賛されている、
悪党の主人公(イズミくん)の心情や描写の巧みさ、は それこそ乃南センセイがお得意とされる
キラリ☆ですね。
北上センセイのお言葉=“陳腐すれすれの手垢のついた話を、見事に転換させる”描写力,表現力…
それに、“道具立てのうまさ”と評してくださっていて ヽ( ´∇`)ノ「よくぞ、書いて下すった!」
と まさに同感です。
終わり方もイイ感じだったので、つくづく乃南作品は ハズレがないと実感いたしました。