今回のマリコさんの本、結構 前に生み出された作品でした。
お母様がモデルだそうで…(驚)
また、新聞に半年間連載された作品だそうで…(驚)
そして、ドラマ化 もされたそうで…(驚)
いやはや…
ちぃとも 存じ上げませんでした・・・ (; ̄ー ̄A
マリコさんの作品は、ほんと読みやすいですね。
解説(From. 松本 侑子さん)に書かれていたとおり、まんま(!)でした。
本好きな万亀ちゃんの生き方が 多感な少女時代の心情から始まり、結婚に至るまで → 戦争 → 長男の死 などを通じて、時系列に自然体で描かれていて、わかりやすく 面白いです。
そして、終わり方も良かったです。
最後に、万亀が産んだ女の子が…
マリコさん(?)なのですね。
マリコさんは、ついつい エッセイに注目が集まりがちですが、
むしろ ワタシ個人的には、このような 正統派の小説の方が好きですねぇ。
そして、エッセイの内容から ついついマリコさん像を想像してしまうところですが、
解説で松本センセイがお書きになっている部分(=出雲空港で遭遇されたと部分)の マリコさん評が嬉しかったです。
どうしても、エッセイ読む限りでは、 “贅沢” とか “怖そう”“取っ付きにくそう…” などの マイナスイメージがあるマリコさん…
しかし、実際は、とってもやさしくて気さくなかただそうですヨ d(゜-^*)