めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

孤独の果てで犬が教えてくれた大切なこと(瀧森 古都)

2016-10-15 21:37:34 | 本(まあまあ) た・な・は行の作者

今回読んだ こちら (こっち にも) 、想像していたのと違いました。
想像していたよりも、ハッキリ言って ずっと良かった!

いわゆる、… イヌにまつわる お涙頂戴もの なのかな・・・ ??
と思っていたのですが、なんの なんの。
一応、クローズアップ方式で 3話に分かれてはいるのですが、キャスト一貫型でストーリーが成り立っています。

(内蔵タイトル)
第1話 空を知らない犬
第2話 三本足のヒーロー
第3話 ぼくのK-9

決して多くはない登場人物達は、皆それぞれに 悲しい過去を背負っていますが、
3話とも 「イヌ」がキーワードで心温まるエピソードを紡いでいます。

元刑事で移動図書カーの館長 ミツさんをはじめ、
養護施設で暮らす 小学生の宏夢、
そして、謎の調査屋 紺野、 これがまたイイ奴で…(笑) 憎めないキャラで、
お子さま向けかと思いきや、どうして どうして。

なかなか大人でも惹き込まれる1冊になっていました。
ということで、同じシリーズに 「にゃんこ版」 が発刊されていることも知り得たので、予約しちゃいましたわ~♪

ニャっはっは。
コメント
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