めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

ラベンダーとソプラノ(額賀 澪)

2022-12-18 17:07:33 | 本(まあまあ) た・な・は行の作者

図書館でいざ、借りる段になってびっくり!
この本、児童書だったのね。(驚)
タイトルの印象で、とりあえず予約したという 浅はかな大人の例。(爆)

で、借りてそのまま図書館で読んできた。(苦笑)
でもね・・・
児童書だなんて侮れない!
後で知ったところによれば、額賀センセイ初の児童文学だとか。
てことは、センセイご自身も この作品は児童書のつもりでお書きになったのか…。
いやいや。
お子さま向けと思ったら、なかなかでしたよ。
むしろ、そんじょそこらの一般書よりも なかなかよ。
中学生のお姉さんの隣で読んでいたもんだから、おばさん、キュートな挿絵がちょっとばかり恥ずかしかったけど…。(爆)
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カレーの時間(寺地 はるな)

2022-12-18 07:15:27 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

なんだか・・・
久々に「この本、よかった!」と思う本に出逢った感じ…。
いかにも 表紙が魅力的で読む前から ワクワク♪ の こちら

てっきり、お気楽な 肩肘張らず読めるグルメ小説?!かと思いきや、------
なんか 違った。
もっと深かった。
寺地センセイの世界は、広かった。

とっても読み易くて、カレーがおいしそうで これだけでも読めて幸せなんだけど、
それだけじゃなかった。
この対比が、こういう出逢いのギャップが 本好きたる所以のわたくしめとしては、改めて寺地センセイの作家としての度量を味わえた一冊になった、
ということにて。
どうして、こういう多角的な物の見方ができるんでしょうね。
1点集中 いや、諸突猛進タイプの自分としては、こういう本をお書きになる寺地センセイの視野と心の広さを尊敬しちゃうよーー。
(年の瀬にしみじみ…。)
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