めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

警官の血(佐々木 譲)

2010-12-16 22:38:56 | 本(まあまあ) か・さ行の作者
ワタシが佐々木さんの作品と出会ったのは、これが最初でした。
実に、良いスタートだったため、次から次に佐々木作品を借りました。
そして、佐々木さんが「廃墟に乞う」で 直木賞を受賞されたことは、ワタシにとってセンセーショナルな出来事でした。

し・しかし・・・
「なぜだ…?
 なぜゆえに、これが直木賞???」という 廃墟…に抱いた率直な感想…。
むしろ、廃墟…よりも「警官の血」の方が数十倍は、良かったぞ!

「警官の血」→ 終わり方(真犯人の設定)は、個人的にあまり好きではないにせよ、
どんどん引き込まれるストーリー展開で 読み応えがありました。
職業と「血」をかけあわせた着眼点も 新鮮でよかったのになぁ~・・・

直木賞って、作品・作家、どちらに重きを置いて選考するんだろー、と
佐々木さんの受賞作については、思ってしまいましたとさ。

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