出張に出かけた際、空港や駅で雑誌を買うことが多い。特に「コレ!」と決めているわけではないが、ここ最近その雑誌が「AERA」のことが多い。
先日の山形出張の際もAERAだった。その中に「夕方6時は佐川萌えタイム」という記事を見つけた。佐川とはご存知佐川急便のドライバー、いわゆる「佐川マン」のこと。
記事によると、最近佐川マンが大人気(「萌え~っ」)なんだそう。なんでも
☆ どんな時も爽やかでキビキビしたイケメン
☆ 鍛え上げられた肉体美
☆ そして、何よりもいつも決まった時間に事務所にやってくる ⇒ 定時にやってきてひざまずいて話
を聞いてくれる私の王子様 (冷静に考えたら、それが「仕事」なんだけどね・・・)
が「萌えポイント」らしい。
私にはピンとこない感覚。でも、企業の事務職としてルーティンワークをこなしている女子達にとっては数少ない
「ときめき」だということはなんとなくわかる。
まさに女性の根底にある「シンデレラコンプレックス」を満たしてくれる王子様そのもの。
実際に佐川マンと見事ゴールインした女性や、仕事中トラックのミラーに電話番号を書いた紙を貼られたりお弁
当の差し入れをされる佐川マンのインタビュー記事が掲載されていた。
そういう目で見てみると、確かに「佐川マン」に爽やかなスポーツマンが多いような気がする。
それにしてもいろんなものが「萌え」の対象になるんだなぁ~。ただ、未婚者の増加が社会問題として取り上げ
られる昨今、一日のうちわずか数分しか会わない人物より、社内で長~く一緒にいる社員の方が分かり合える
んじゃないのかなあ?社内にいい人はいないんだろうか??
それだけ、ディープな関係が好まれなくなったのか?それとも男性の草食化が進んだのか?それとも女性のお
っさん化が進んだのか?
考えさせられる・・・