女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

病は気から

2013-05-27 | インポート

中村です。

2年ほど前に極度の貧血状態に陥り会社の近くのレディースクリニックに駆け込ん
だ。それ以降、定期的に訪れて検診を受けている

受付⇒受診⇒会計 時間にすると約一時間の滞在。その間予約の患者さんも含め
何人かの患者さんがやってくる。

その雰囲気は例外なく暗い。
暗いというか不安そう。受付の声は消え入りそうに小さく、表情はうつむき加減で伏
し目がち。

考えてみれば当たり前。病院に来るのに、とびっきりの笑顔で元気に



「よろしくお願いしま~す」



は違和感がある。


とは言え、病院にいる1時間程度、マイナスの『気』に触れているとなんとなく気が
滅入る。



私の場合、検診が目的で特に具合が悪いわけではないのに、悪くなったような気に
なってしまう。



一方、先生はとびっきり明るい。


①声がでかい

②「がははは」と豪快に笑う

③体つきも安定感があって頼りになる。


THE大阪のおばちゃんって感じ!



診察室内の話声が外に筒抜けで外にいるこちらが気をつかうほど・・・。


今日の受診の際、

「最近は、(病気じゃないのに)なんとかして自分を病気にしたい人がいて
・・・。困ったもんね。いかに自分が病人かってことを延々と話し続けて、認
めるまでやめないのよ。それだけ幸せということなのかしらね・・・」



と少々あきれた表情で話していた。


ふと思う。

私ぐらいの年齢になると、やれストレスだ!更年期だ!とちょっとした体調不良に
もっともらしい理由をつけたがる。またテレビや雑誌でもそれらしい特集が組まれ、
そんな気なくても、「ひょっとして私○○かも・・・」いう気になる。


現に、

大汗かいている ⇒ 「桂ちゃん、それホットフラッシュと違う ?」
なんとなく体調がすぐれず、些細なことでいらいらする ⇒ 「更年期かもね」

と周りから言われる。


で、その後例外なく「診てもらったら?」と続く。



でも、良く考えたら


『汗かき』は今始まったことちゃう
人間誰しも『いらいら』することあるやん



確かに「そう思いたい!」と思う時もある。
でも、仮にそうだったとして状況が変わるか?


NO



周りに変に気をつかわせるだけ。


あかんあかん!



ストレスでも更年期でも、それを理由に仕事を休んだり楽することができない以上、
ごちゃごちゃ言っても仕方がない。しんどいなら休めばいいし、体調が悪いなら治療
すればいい。

少なくとも、これらを言い訳や逃げ道にすることだけはやめよう!!