中村です。
6月に入りました。梅雨に入り、じっとりと肌にまとわりつくような気候で、不快指数
上昇中
就職活動中の学生さんも「一日も早く、就活を終えてスーツを脱ぎたい!」と思って
いるはず
そんな中、自社の管理部門総合職対象の会社説明会に参加してくれた学生にこん
な話をした。
就職活動 = 営業活動
商品 = 『自分』
自分という商品は世の中に一つしかない。試し売りができないから、売る側(学生)
は「ここ(この会社)でいいのか決めにくい(=迷う)」
また、買う側(企業)にとっては「高額商品」ゆえ、この学生でいいのか決めかねる
(=迷う)。
双方に迷いやすいシチュエーションでの売り買いだからこそ、
優秀な営業マンでないと売れない
優秀な営業マンになる(商品を売る)ために、自分自身の就職活動を下記の3点で
点検してみることをお勧めする。
①売り先は間違ってないか?
自分が志望している、業界、業種、職種は果たして、自分(=商品)を必要としてい
るのか?たとえば、今まで営業職志望だったけど、ひょっとしたら一般事務職に適性
あるのでは?あるいは、一般事務職に固執して活動してきたが、接客の仕事なら可能
性あるかも?など、
「知らないいだけ」「思い込んでるだけ」で、
ひょっとしたらもっと魅力的で評価される売り先があるかも・・・。
②商品知識は豊富か?
上記①を見極めるために必要なのが「より正確で詳しい商品知識(=どれだけ自分
のことを知っているか)」。
頭痛薬を買うためにドラッグストアに行った時のことを考えてみてほしい。
「薬の効能(何に効くか)はよくわからない」「どんな成分で構成されているかもわからな
い」「飲み方もわからない」あやし~い薬を買いますか?
NO
私だったら、頭痛によく効き、副作用のないものはどれか?を見極めるために説明書
を読んだり店員に聞いたりしてその中身を吟味して買うかどうかを決めたい。
何に効くかよくわからず、飲み方も不明、そのくせ値段だけむっちゃ高い薬なんか
ぜ~ったい買わない
自分自身の特徴を、効能を、取り扱い上の注意事項をどの程度知って、わかりやすく
伝えられるか?
見直してみる価値はある。
③売り方は魅力的か?
就職活動の実質的なスタート時期は昨年12月
多い学生は100社以上の企業を受検し、お祈りメールを受け取っている
受けても受けても落ち続けると、前向きな性格の学生でも自信をなくして後ろ向きになっ
てしまう・・・気持ちは理解できる。
しか~し
企業にとって学生のそんな事情なんて関係ない。自社に来ている学生が全て。
と、考えると、
『疲れ果て』『自信なさげな』、あるいは
『媚びた目の』営業営業マンから
高額の商品を買うか??
これまたNO
ぜ~ったいに買わない。
売り先を見直し、商品知識を魅力的にプレゼンできる準備を整えたら、あとは自信を
持って売り込むのみ
NOなら売り先がここじゃなかったんだな・・・と思えばいい。いちいち落ち込んでいる
時間はない。
頑張れ~学生