女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

気遣い

2015-02-24 | 日記

中村です。

今住んでいるマンションの近くにから揚げの店がオープンした。

テイクアウト専門店



「なんかできたな・・・」


気にはなっていたが、立ち寄る機会がないまま時間が過ぎた。


で、


先週の土曜日のこと



美容院からの帰り道。久しぶりにイメチェンを狙ってパーマ
をかけたにも関わらず、なんとなくイメージと違う。


この髪型で会社行ったら、


「なんやぁ~っ、そのおばはんパーマ」


って言われるやろうなぁ


いや、絶~対間違いなく言われる



と考えながら、マンションの入口に向かう角を曲がったところでか
ら揚げ屋の看板が目に飛び込んできた。



まっ、やってもうたもんはしゃあない。気分転換しよ


から揚げ食べてビールでも飲もかぁ~




と思いたって


「すいませ~ん

と声をかけた。21時をちょっと過ぎた時間だった。



店の奥で、オーナーがごそごそしている。



ひょっとして閉店???



気になって「まだいけます?」と聞いた。





オーナーはにっこり笑って顔を上げ



「はい、どうぞ」




ほっとして、メニューから「ズリのから揚げ(中)」を選んで注文した。
下調理したずりに粉をまぶして揚げてくれる。


これでビール飲んだらおいしいやろな~



期待感が高まる。



待つ間、オーナーに声をかけた




「店、何時までですか?」

 

に対して、


「9時過ぎですね」


ナチュラルな返答。



フッとカウンターに置いてある店のリーフレットに目をやると
営業時間は土曜日は21時までと書いてある。







げげげ~っ、もう閉店やん



「ごめんなさい。もう閉店時間ですやん。後片付けしてたのに
申し訳ない」



申し訳ないという気持ちを伝えると、

 

「いつもお客様が帰られた時間に店閉めてますから・・・」


その後黙々とずりを揚げて渡してくれた。





閉店時間は21時。注文したのはおそらく21時15分ごろ「何時までですか?」
と聞いたとき、すでに閉店時間を過ぎている・・・。

で、それを伝える表現として



「9時過ぎです」



「特にないんです」でも「9時ですけど気にしないでください」でもなく



9時
過ぎ


という曖昧な表現にオーナーの気遣いを感じた。
曖昧な表現も状況によってはOKだと感じた一件。