女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

お客さんには見せないで!

2016-08-03 | 日記

中村です。


先日のこと、買い物に行った途中

しばし、休憩



とセルフスタイルのカフェに入った

 

実は中村ビールは大好きだけど、アルコール以外
は冷たい飲み物が苦手


真夏でもアイスコーヒーやアイスオーレの類はめったに注文し
ない。ジュースもめったに飲まず、飲むのなら水か炭酸水のこ
とが多い。

のだが、

その日は、珍しくメニューにあったオレンジフロートを注文
※オレンジジュースにソフトクリームが盛られているもの


カウンター内では、フード担当の男性スタッフ1、レジは20代の
女性スタッフ1、(恐らく)60代の女性スタッフ1で対応している。


この60代(と思われる)女性スタッフは、恐らく入りたて。
とにかく無駄な動きが多く要領が悪い



オレンジフロート/Sサイズ/ポイントカード持っていない


このシンプルな3つに関して何回も聞き直すのでイラっ


しかも段取りが悪く、


「あ~っ、そんなところにお札置いたら濡れるって

「そんなとこにコップ置いてたら落とすでぇ~

「先におつり返しぃ~な(返すの忘れるで)

と見ていて気が気じゃない。


せめてもの救いは、そのおばちゃんがどんくさいながら

一生懸命

なこと(のみ)


そんなこんなでオーダーを通し、支払いをして、オレンジフロート
を受け取るだけという段階になって、コトが起きた


一緒にカウンター内に入っていた若い女性スタッフが、びっくりす
るぐらい真顔、低い声で、おばちゃんにこう言い放った


「作ってください


※注)恐らく、オレンジフロートをおばちゃんに「作れ!」と指示した
 ものと思われる


声をかけられたおばちゃんは思わず、

 

「・・・・・」 ※フリーズしてます

 

 

追い打ちをかけるように、



「わからんの?」


「はい・・・


そのあと、あるまじきことに

「チッ」

と舌打ちをして
オバちゃんの手からコップを奪い取ると、退けと言わん
ばかりの勢いでオレンジフロートを作り始めた。


心の中では、

「使えんおばはんやなぁ・・・」
「オレンジフロートもよう作らんのかいな」
「邪魔やねん、退いて」


↑ に近いセルフトークをつぶやいていたはず



ぷんぷんしながら作ったからか、オレンジジュースの
上のソフトクリームが容器から大きくはみ出て布巾
で拭き取らないといけないことに・・・・



最後、私に手渡す時だけ


「お待たせいたしました。ごゆっくりどうぞ」


と一瞬(作り)笑顔


が、すぐに真顔に戻り、おばちゃんに


「(オレンジフロート)初めてじゃないやんね」
「パックのジュース入れてソフトクリーム載せるだけでしょ


と汚いことばで上から目線で説教を始めた。


いや~な気持ちで早々にその店を後にした・・・



昨今、サービス業の人手不足が叫ばれ、スタッフ不足のため深夜営業
を見合わせざるを得なくなった店舗も出ているほど。


そのためか、サービス業で働くスタッフの高年齢化が目につく。

 

駅の構内にあるマクドナルド、マンションの近くのセブンイレブン、そして
今回のカフェのスタッフ。数年前ならあきらかに学生とわかるアルバイト
で賄われていたであろう店舗で、60代以上と思われるスタッフが働いて
いる。


総じて、接客は丁寧で親切。ただ、物覚えやキビキビさは今一つ。また、
余計なおしゃべりに夢中になって手がとまったり、必要以上に客を待た
せたりしている光景も目につく。


働く側が、「私ら歳いってるねんから仕方ないやん」と甘えるのではなく、
できる限りテキパキとスピーディに動く努力をする。物覚えの悪さを補う
ために、しっかりメモして、そのメモを読み返すなど努力することは必要。


でも、受け入れ側も、受け入れた以上、ちゃんとできるように指導する責任
あるはず



少なくとも、客の前で見苦しいスタッフ間のいざこざを見せるべきではない


そのスタッフが新人だろうが、おばちゃんだろうが、スタッフ同士が仲が悪か
ろうがお客様には全く関係ない



カフェでだされるドリンクやフード類の味もさることながら、その空間の居心
地も大切な商品の一部。


よっぽどのことがない限り、もう二度とこの店に来ることはない・・・


と思いながら店を出た。


こうしてリピート客を失っていく・・・