女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

自立について考える

2017-02-24 | 日記

中村です。

最近「自立」について考えることが多い。
「自立」・・・辞書的な意味は、他への従属から離れて独り立
ちすること。他からの支配や助力を受けずに、存在すること。

自分のことで考えると、まず思い浮かぶのが、大学入学と同
時に親元を離れて一人暮らしを始めた時のこと。

それまでは、料理も洗濯もほぼ母任せ。自分の部屋の掃除ぐ
らいしかやっていなかったのに、身の回りのことはもちろん、お
金の管理、自分の身を守ることも含めて全て自分。
なんでも自分の好きなように自由にできるという解放感と同時
に、親の有難みを痛感し自己管理の難しさを学んだ。
とは言え、学費も生活費も親任せだったので、本当の意味での
自立とは程遠い。


ただ、


◇ (離れて暮らしているからこそ)余計な心配をかけない 
◇ (何があっても)悲しませることは絶対にしない

◇ (最終的には)一人暮らしをさせて良かったと思わせる


これらは意識していた。
これを支えたのは「何をしてもいいけど全て自分で責任をとれ」と
私を送り出した父の怖い顔と、自分で決めて家を出る以上、何が
あっても泣き言は言わないというプライド。


私にとっての学生時代の自立は、からの精神的自立


それは、子どもとして従属していた「親」の保護の下から巣立つこと
であり、親に自分を「一人の大人」として認めさせること。


親が子供のことを心配するのは当たり前。その親に、「心配しない
で」と言うのではなく、心配させない自分になることこそ精神
的自


これを果たすには、自立する対象への感謝と(感謝があるから
こそ)自分の足で立ってやるという覚悟が必要。