池田です。
前回の記事で中村が
親からの精神的自立について書いていた。
私の場合は大学入学と共に
愛媛のど田舎から出てきて
一人暮らしをスタート
家に帰ったら温かいご飯があって
おかえりと言ってくれる人がいて
洗濯、掃除は自分がゴロゴロしてても
終わっている
今までは“それ”が普通だった
一人になると
全部自分でしなければいけない
母親のありがたさを感じた
社会人になってからは
仕送りをやめてもらって
自分で働いてお金を稼ぎ管理することの
大変さを知った
父親のありがたさを感じた
一人暮らし歴8年間
ずっと思い続けていたことは
いっぱいの愛情を無条件で注ぎ
育ててくれた両親に
悲しむ顔をさせないということ
私の存在が
不安材料になるのだけは絶対に嫌だったし
むしろ、育ててよかったと
思ってもらえるような時間をプレゼントしたかった
社会人になって
初めての給料で
両親を食事に連れて行った
とってもとっても嬉しそうな
2人の顔をずっと見ていたいと感じた。
母親は「いいの?」「ほんとにいいの?」を
二時間の間で何回繰り返したか
父親は終始笑顔
自立=与えられてばかりだったものを返すこと
だと私は思う。
与えられたものといえば
愛情もそうだし、お金もそうだし、
なによりも幸せな生活そのものができる環境を
与えてもらっていた
返したものといえば・・・
社会人になってご飯をご馳走したくらい
返したい人がいるうちに
返したいものがあるならば
返しておこう
そのためには
育ててよかったと
思ってもらえる時間を
これからも作って生きていこう