女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

ノーパンチを目指す

2021-03-12 | 日記

中村です。


出勤途中にあるお寺。
普段は裏ルートで出社するため、駅前で用事を済ませ
てから出社する際や、外出先から帰社する際にしか前
を通らない。

そのお寺の掲示板にいつも筆書きのメッセージが一枚。
いつ見ても、


そうそう」
「それそれ」
「な~るほど」



と思わされるものばかり。


特に、そのメッセージがその時自分が抱えている問題
や心の有り様に刺さるものだった場合、


(たまたま前を通ったけど)偶然でなくこのメッセージ
を見る必然性があったから…と妙に納得することもある。




現在のメッセージはこれ




誰誰のせいおかげに変えてみる



ふむふむ。確かに…。いつもながら深いメッセージ


でも、※以下私見ですが、



~のせい・・・自分以外の人や状況のせいだからどう
しようもない。根底で自分は悪くないと思っているか
ら解決に向けた行動はなし。しかも、自分は被害者
だから気分も悪い。ダブルパンチでダメージ大

一方、


~のおかげ・・・問題は解決しないが、少なくとも根底
に相手への感謝があるので気分は悪くない。シングル
パンチ
で済む。



確かに、プレイべートならここまででいいかも。でも、
ビジネスにおいては少々物足りない。


もう一歩進めて、ノーパンチの状態(=問題解決)に
もっていく必要がある。



担当しているある会社の内定者研修。今年はコロナ禍と
いう状況を鑑みてリモートで5回に分けて実施している。
研修を通じて学ぶテーマとして、


①「自分軸」から「周り(相手)軸」へ

②「他責」から「自責」へ


を掲げている。自分ではなく「相手」「上司」「お客様」
「会社」の立場で状況を見、人や状況のせいにして何もし
ないのではなく、自らの責任範囲と捉えて自分ができるこ
とを実践すること。言うのは簡単だけど、徹底するのは簡
単ではない。


でも、これを実践できる人が会社や社会から信頼され、仕
事の幅が広がる。

お寺のメッセージ+「自責」で問題解決に向けて一歩踏み
出す=ノーパンチの状態 を目指したいと考察した一件。