女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

明るく大きな声、そして笑顔!

2021-08-19 | 日記

中村です。



私事ですが、股関節の手術に踏み切ることにしたため紹介状を
手に大阪市内のある総合病院を受診した時のこと。


受診した整形外科の外来は、4人の先生がそれぞれ1診、2診、
3診、4診を担当しており、大きな待合の電子掲示板に自分の
予約番号が映し出されたらそれぞれの診察室の前で名前を呼ば
れるのを待つシステム


その日、11時の予約だったのに1診45分遅れの掲示…。


待ち時間が長い…


いずれは手術ということはわかっていた(はず)
この病院を受診する時点で手術する覚悟はできていた(つもり)
手術後アクティブにゴルフを楽しむ人の話しも(確かに)聞いた

そして、この分野では実績のある先生にお願いできることにな
った。



なんの不安もなかったはずが、無駄にある時間のせいで余計な
ことを考えてしまう…


と、ようやく掲示板に予約番号が映し出され、診察室前に移動。


主治医となる先生はその病院の人工関節センターのセンター長。
雑誌などにも取り上げられることのある経験豊富な先生。外来
では1診担当で、1診のドアの横には先生を取り上げた記事を
引き伸ばして貼っている。しばらく待っていると、



「中村桂子さん、1診にお入りください


予想に反して大きくかつハリのある元気な声で呼ばれ、
思わずつられて大きな声で

「はい」

と返事して立ち上がった。


予想に反してと言うのは、
診察室の前で待つ間、他の診察室から呼び出す声を聞いた

3診の先生は良く通るハリのある声…若い先生やしな
2診の先生はちょっと聞きとりにくい声

私の主治医はセンター長と言う立場。年齢もそこそこ(若
くはない)。落ち着いた、あるいは無機質な2診の先生の
ような声をイメージしていた。


それが、3診の若い先生に負けない明るいハリのある声


で、1診のスライド式のドアを開けて入室し椅子に座ると、
直前にとったレントゲンの画像から目を離した先生と目が
あった



笑顔だ


この時点で私の緊張感はほぐれ、主治医に対する安心感はほぼ
ほぼOKレベル


その後


問診や画像を見ながら現在の状況や今後の治療方針などの説明
を受け、診察室を出る時には「この先生を信頼して任せよう」
という気持ちになっていた


このブログでも何度も笑顔や挨拶の重要性について触れてきたが
不安、不便、不自由、など自分にとって好ましくない感情を持つ
人にとって元気な挨拶や笑顔がどれだけ安心感を与えるかという
ことを再確認できた。