女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

メロン食ってるイメージ・・・

2010-08-11 | インポート

 昨日ウチの社長から、

「メロンもらったから、持って帰れや!」

と有難いお言葉と共に、甘~くてむっちゃおいしいメロンをもらった(ヤッタァ!!) その時、「中村にはみかんやりんごじゃなくてメロン食ってるイメージあるらしいでぇ~」と言われた。

 メロン食ってるイメージって? メロン ⇒ 高級 ⇒ セレブ ⇒ お高くとまってる? ⇒ 鼻につく?? ⇒ やな女??? ここまでじゃないにしてもイメージとしてはこんな感じだろうなぁ・・・。

 実際は?と言うと、メロンを買って食べることはめったになく、口にするのはコース料理の最後に出てくるデザートか頂き物があったときぐらい。でも人の中にある自分のイメージは違う。

 研修のアイスブレーキング(導入部分で実施する緊張感を和らげるためのゲーム)の一つに「好き好き印象ゲーム」というものがある。二人ペアになり、相手が何を好きかを推理してシートに書く。たとえば、お酒ならワインが好き。食べ物はイタリアンが好き。アウトドアが好き。など、できるだけたくさん「第一印象で『こいつこれが好きなんちゃうか?』」と思うものを書いて実際にどうなのかを確認する。このやりとりで初対面同士の緊張感をほぐそうというもの。実際これは結構盛り上がる!しかも初対面にも関わらず、「自転車でふらっとあてのない旅に出るのが好きそう!」(⇒実際にあたってました) など具体的な印象もでてきておもしろい。

 これは研修のアイスブレーキングだから、「当たった!」「はずれた!」 ⇒ 面白かった!!!ですむ。

 しか~し、「できる社員」「伸びる社員」になるためには、周りから思われているイメージと自分で自分に対して抱いているイメージが違ったらあかん!!

 一番格好悪いのは、「(自分では)できている。いけてる」と思っているのに、周りからはできてない。いけてない。と思われていること。格好悪いだけではなく、自分ではできていると思っているわけだから、そこに反省はない ⇒ 反省がないから改善はもちろんない ⇒ 同じことを繰り返す ⇒ 成長しない ⇒ 成果が出ない ⇒ 評価されない ⇒ 伸び悩む ・・・ の悪魔のサイクルに入ってしまう。ビジネス社会では評価は他者評価で決まる!お客さんや上司や同僚がどう感じたが全て。自分ではいけてるイメージでも周りがいけてない!と思ったらいけてない!!

  このギャップを埋めない限り前には進めない

  どうすればこのギャップが埋められるか?

周りが自分に対して抱いている印象(どう見えているか?どう感じているか?)を謙虚に聞く!これしかない。お客さんとの関係や仲間との関係がうまくいかない時、トラブルが生じた時こそ「謙虚に聞く姿勢」が求められる。

 と、言うのは簡単。でも自分のマイナスの印象を聞くのは嫌なこと。恐い。聞きたくない。ものごとが上手く回っていない時にはなおさら。精神的にそんな気にならないのも事実・・・。でも、そんな時こそほんのちょっとの勇気を出して聞くことができるかどうか?このほんのちょっとの勇気がもてるかどうか?に伸びる社員と伸び悩む社員の分岐点があるように思う。

「教えて下さい!私のことどう思う?」「最近の僕の言動で気になるとこある?」「私の態度で鼻につくと 

こあったら教えてくれる?」から始めよう!

 そして、もしこの問いに率直に答えてくれたなら、あえて言いにくいことを言ってくれた相手に対する感謝の気持ちを「ありがとう!」の言葉だけじゃなく、その気持ちに応える行動で返したい。

  


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