支離滅裂みたいに今日はこの記事を書きますが、本当は5月に入ってから、ずっと心にずっしりとあった事です。
五月は“子供の日”“母の日”と家庭的イベントが続きました。子供の日は早朝から、息子の試合に出かけてしまい、何もせずじまい・・・母の日は娘が部活の帰りにプレゼントのエプロンを買ってきてくれましたが、息子はそれまで、母の日のハの字も気付いてなく、「半額出すから、二人からのプレゼントにしてくれ~~」と慌てていた。そんな感じで過ごしたのですが、ナンと言うことなくその日を過ごせるありがたさを感じていました。
5月初め、おじいちゃんがたくさんの筍を掘ってきて、友人のMさんにおすそ分けに行きました。彼女には重い障害のある息子さんがいます。誕生日を迎える度に、また1年、生きられた・・来年のお誕生日が迎えられるのだろうか?という思いで1年1年を過ごしてきた家族。2年前養護学校の高等部の卒業式に出席できた息子さんはまさに奇跡を起こしていました。彼ほどの重い障害で、高等部を卒業出来たのは、彼だけだったのです。まさに母である彼女のこん身の介護の賜物です。
その日、彼女は目を真っ赤に泣き腫らしていました。聞くと1週間前けんちゃん(息子さん)が救急車で入院したとのこと。呼吸が上手く出来なくなってきたので、気管切開の手術を施したいと言う主治医の先生に、「ここまで来て、子供の身体にメスを入れたくは無い・・」と「今退院したら、命の保障は出来ない」と反対する主治医に、自分の産んだ子だから最後まで責任を持って看たいのだと、強引に退院して来ちゃった!と言う彼女。「病院では何にも食べなかった子が家に帰ったら食事を取ったんだよ、家族みんなでの夕食では嬉しそうに声を上げたんだよ、」けんちゃんの細い腕をなでながら、泣きました。
2,3日してまた訪ねてみると、家のドアが閉まったまま、慌ててお向かいさんに聞いてみると、また救急で入院したとのこと。病院に駆け付けると、「結局また救急車を呼んじゃったの。眠るように逝くなら見守ろうと思ったのに、すごい苦しみようを見ていたら、また呼んじゃったのよ・・・」涙が止まらない・・・当たり前じゃない!当たり前じゃない!って。
楽に呼吸ができるように、今日彼は手術を受けます。延命処置はしないで欲しいと思っている両親ですが、けんちゃんが楽になる手術なら、と決心したそうです。でも麻酔に耐えられるのか不安なのだそうです。ここまで頑張ったんです。良い結果になりますように・・・私には祈ることしかできません。
五月は“子供の日”“母の日”と家庭的イベントが続きました。子供の日は早朝から、息子の試合に出かけてしまい、何もせずじまい・・・母の日は娘が部活の帰りにプレゼントのエプロンを買ってきてくれましたが、息子はそれまで、母の日のハの字も気付いてなく、「半額出すから、二人からのプレゼントにしてくれ~~」と慌てていた。そんな感じで過ごしたのですが、ナンと言うことなくその日を過ごせるありがたさを感じていました。
5月初め、おじいちゃんがたくさんの筍を掘ってきて、友人のMさんにおすそ分けに行きました。彼女には重い障害のある息子さんがいます。誕生日を迎える度に、また1年、生きられた・・来年のお誕生日が迎えられるのだろうか?という思いで1年1年を過ごしてきた家族。2年前養護学校の高等部の卒業式に出席できた息子さんはまさに奇跡を起こしていました。彼ほどの重い障害で、高等部を卒業出来たのは、彼だけだったのです。まさに母である彼女のこん身の介護の賜物です。
その日、彼女は目を真っ赤に泣き腫らしていました。聞くと1週間前けんちゃん(息子さん)が救急車で入院したとのこと。呼吸が上手く出来なくなってきたので、気管切開の手術を施したいと言う主治医の先生に、「ここまで来て、子供の身体にメスを入れたくは無い・・」と「今退院したら、命の保障は出来ない」と反対する主治医に、自分の産んだ子だから最後まで責任を持って看たいのだと、強引に退院して来ちゃった!と言う彼女。「病院では何にも食べなかった子が家に帰ったら食事を取ったんだよ、家族みんなでの夕食では嬉しそうに声を上げたんだよ、」けんちゃんの細い腕をなでながら、泣きました。
2,3日してまた訪ねてみると、家のドアが閉まったまま、慌ててお向かいさんに聞いてみると、また救急で入院したとのこと。病院に駆け付けると、「結局また救急車を呼んじゃったの。眠るように逝くなら見守ろうと思ったのに、すごい苦しみようを見ていたら、また呼んじゃったのよ・・・」涙が止まらない・・・当たり前じゃない!当たり前じゃない!って。
楽に呼吸ができるように、今日彼は手術を受けます。延命処置はしないで欲しいと思っている両親ですが、けんちゃんが楽になる手術なら、と決心したそうです。でも麻酔に耐えられるのか不安なのだそうです。ここまで頑張ったんです。良い結果になりますように・・・私には祈ることしかできません。