桔梗原

なははな一日

一番は…

2005-08-07 00:34:06 | 生活

の選果場の選果機を携帯でパチリ
作業中にこんなことが出来るのは私ぐらいかなあ(^^ゞ(^^ゞ
8月に入ってから、毎日桃の選果場に来ています。

果実の選果場は朝8時から作業があるのが普通なのですが、桃だけは早朝~午前中が収穫時間、午後1時からが選果場でその日の桃を選果します。

ひとつのレーンには桃のコンテナを選果機に乗せる人、桃をレーンに送る人、選果する人、箱詰めする人、箱などの資材を供給する人、製品をチェックする人、製品を積み込む人、空のコンテナを片付ける人、などなど、40人程が関わります。
これが3レーンあります


私は選果で、主任をしています。
まあ主任と言っても、伝票を入力してから選果に入るだけの事なんですけどね・・・
今日選果をしながら、つくづく思ったことがあります。
それは『人間ってなんて高性能な機能があるんだろう』って事。
一個の桃を選果するのにかかる時間はおよそ3秒
桃を手に取る。
瞬時に熟度、果形、虫食いやキズなどの有無、ウテと呼ばれる柔らかくなった部分の有無を判断して、5段階のどの等級に入るか判断して、それぞれのところに置くのです。
桃を持った瞬間にある程度の事が分かります。虫なんかはたった1mmぐらいの穴しか開いてないこともあるけど、大体分かります。

私は選果機の一番後に付いているので、ここまで流れてきた桃は全部選果しなくてはなりません。溜まってくると、両手に桃を持って選果します・・・これはかなり大変なの(^^ゞ(^^ゞ

シュエットさんが虫食い桃に泣いたこともあるように、人間のやることなので、間違いや見逃しも確かにあるとは思います。
でも、二本足歩行のロボットや、楽器を演奏したり、危険な場所での救助ロボットは出来ても、
これだけの情報を一瞬で判断できる機械はまず出来ないと思うんです。
どんなロボットにも機械にも勝るもの!
ソレが人間だと変に感動した私なのでした。

コメント (19)
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