ミステリー劇場

まだ、誰も知らない、ロビン家の恐ろしい秘密・・・・・

夜な夜な聞こえる、不気味な音・・・♪
そして、突然現れる、恐ろしい生物・・・
ロビン一族は、その恐怖を振り払うように、力を合わせ
懸命に戦っていた。

しかし、その悲劇は、ある夜ついに起こったのだ。

その夜は何故か、大人はそれぞれに用事があり、家を留守にしていた。
二人の子供が家に残されていた。
そして、その夜に限って、ごく希にしか現れない、あの生物が現れてしまったのだ・・
ギャ～～～～！！

えっとね、（転調）
それは、蛾（が）
それも、体長５センチはある奴。
怖いのよ～～
何故か、冬になると、一冬に４，５匹、二階の廊下に現れるの。
大人だって、見たら、ビクビクなのよ。
で、コイツはモスラじゃないのか？って言うくらい、
強くてね、ちっとやそっとじゃ死なないの～～～

姉弟は考えた
なんとか手を汚さずにコイツを仕留められないだろうか？？？
まず、ハエ叩きで挑戦、
しかし、一度二度、叩いたところで、弱るどころか、
ますます勢いを増して飛びまくる。
青ざめる二人。
弟が「お姉ちゃん、これでなんとか仕留められないかな？」
おもむろに持ち出したる、ＢＢ弾銃
壁に止まった蛾目掛けて、発射！！

・・・・・が、
蛾には当らず、壁を跳ね、こともあろうに、
電気の傘に見事命中！！



そして、真夜中に響く、不気味な音は、
パッキンがダメになってしまった、洗面台のモウロク水道。
３年前にやはり、パッキンがダメで取り替えたのに、もうダメになっちゃって！
こちらも再び取替えとなった。
これで、音はピッタと止まった。ｈｏ～～～～

後は、またいつ現れるかわからないモスラを退治できるように、
銃の腕を磨けばいいかな？